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【ペット業界研究|2023年度最新版】ESの書き方から面接対策まで徹底解説!

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ペット業界研究


今や私たち人間にとって家族同然のペット。ペットに関連する業界で働きたいと思った場合にイメージされるのは、ペットショップや動物病院ではないでしょうか。

しかしペット業界には他にも様々な選択肢があります。

自分がどのような形でペット業界と関わっていきたいのか考えて就活に臨みましょう。

ペット業界について

ペット業界とは

 

ペットに関連する仕事に就きたいと考えた場合、選択肢は様々です。

「商社」「ペット保険」「ペットショップ」「ペット用品」などが挙げられます。

自分がどのような商品を通してペット業界で働きたいのか考えることが大切です。

ペット業界の企業

ペットフードを取り扱う企業としてはマース、ネスレ、ユニチャーム、アイシア、いなばペットフード、ペットライン、日本ペットフードなどが挙げられます。

マースはアメリカ、ネスレはスイスの企業で外資系ですが日本国内でも存在感が大きく、世界でも大手の企業です。

国内企業の中ではユニチャームがトップとなっています。


ペットフード以外にもペットに関連する商品を販売している企業は多いです。

例えば「花王」は猫用トイレをペット用品として取り扱っています。

「ライオン商事」ではペットのオーラルケア用品やトイレ用品、ペットフードを取り扱っており、「ドギーマンハヤシ」は玩具などを製造販売している企業です。

「アイリスオーヤマ」は犬猫用以外にも、ハムスターやウサギなどの小動物向けの用品といった幅広い商品を取り扱っています。


大手ペットショップとして知られているのは「イオンペット」「コジマ」「ペッツファースト」、(株)AHBが運営する「ペットプラス」などです。


ペット用品の卸売を行っている企業としては「エコートレーディング」「ジャペル」が挙げられます。


ペット保険では「アニコムHD」「アイペット損害保険」が主要な企業です。

豊富なペット関連のサービス

ペットは癒しを与えてくれる存在として愛されていますが、飼い主と生涯寄り添う家族の一員として扱われ、「コンパニオンアニマル(CA:伴侶動物)」と呼ばれることもあります。

人間と同じような家族として扱う人が増えるとともに、関連するサービスの内容も以前と比べより充実しているものが増えてきているのです。


ペットを連れて行けるカフェは多く見かけるようになりましたが、他にも様々なサービスがあります。

例えば犬専用のフィットネスクラブがいくつかあり、健康の増進やダイエットのために愛犬を通わせているようです。


他にもヨガを愛犬と一緒に行うドッグヨガや、猫と行う猫ヨガも誕生しています。

ペット同伴で宿泊できる宿も増えてきており、レストランにも一緒に入ることができるところもあります。


中部空港には「セントレア スカイペットホテル」があり、完全個室の部屋で預かるだけではなく、WEBカメラでペットの様子を知ることができたり、メールやLINEでの1日1回ペットの様子を配信してくれたりするサービスも用意されています。


ペットを家族の一員と考え、人間と同じようなサービスを受けさせたい人が増えれば増えるほど、ペットと飼い主を安心させてくれるサービスがさらに充実していくでしょう。

ペット業界の職種

獣医師

獣医師の活躍の場は幅広いですが、動物病院の場合、動物の診察・診療、検査、手術、健康診断などを行います。

ペットショップも運営している場合は、店舗の犬や猫の健康管理や店舗スタッフのサポートもします。


動物病院以外にも、ペット保険を提供する企業では保険の引受審査で活躍することも。

他にも動物に関する研究開発を行ったり、飼い主の相談に乗ってサポートしたりといった仕事もあります。


動物看護師

動物看護師は獣医師をサポートするのが主な仕事です。

診察の補助や受付会計、入院管理、検査などを行います。飼い主とコミュニケーションを取ってケアすることも動物看護師の大切な役割といえます。


動物病院以外にも動物に関連する仕事先は、ペットフードメーカーやペットカフェ、ペットショップ、ペットホテルなど
幅広いです。


トリマー(グルーマー)

サロンに預けられたペットのブラシイング、シャンプー、カット、爪切りなどの手入れを行います。

日本では毛並みを整えるトリミングからトリマーと呼ばれることが多いですが、海外では手入れ全般を指すグルーミングを行うグルーマーと呼ばれることが多いそうです。

イオンペットではグルーマーと呼ばれています。


飼い主とのコミュニケーションがとても大切な仕事なので、コミュニケーション力や人柄も重要視されます。

サービスのための技術も必要ですが、動物に対する知識も必要です。


ペット業界の中でもどんな仕事に就くかで職種や必要なスキルが異なります。自分が働きたい企業にはどんな職種があるのか必ず調べましょう。

ペット業界の市場規模と現状・動向

ペット業界の市場規模・現状・動向

ペット関連市場規模推移

ペット関連市場規模推移

ペット関連市場規模推移(出典:矢野経済研究所「ペットビジネスに関する調査を実施(2021年)」、グラフ作成:CareerMine)

 

矢野経済研究所の調査にあるグラフによると、ペット関連市場は緩やかに右肩上がりであることが分かります。

ペットの飼育頭数が大きく増えている訳ではないですが、飼い主の意識の変化にともない、プレミアム志向の商品が購入されている傾向にあることが、ペット関連の市場を拡大している要因だとされています。


今まではペットは可愛がる対象の愛玩動物という意識の方が強かったですが、今では家族の一員であり、伴侶動物(コンパニオンアニマル)だと考える人が多いのです。

家族として考えた時に、より良いご飯やおやつ、おもちゃ、ペット用品を使って快適に過ごさせてあげたいという意識がより高付加価値な商品やサービスを選択させています。


ペット用のおむつや、健康機能などがついているようなプレミアム志向のペットフードに注目が集まっています。

コロナ禍でペットを飼い始める人が増えた

外出自粛のムードが高まり、テレワークを実施する企業も増え、自宅で過ごす時間が増えた2020年。

在宅時間が増え世話をしやすい環境となったことや、ペットに癒しを求めて需要が高まり、犬や猫が取引される価格も高騰しているようです。


日本ペットフード協会の調査では、新型コロナウイルスが流行し始めた2020年は、犬や猫を1年前(1年以内も含む)から飼い始めたとする新規飼育頭数が増えており、コロナ禍以前より高い数字となっていました。

猫については2021年も引き続き増加しており、2020年よりも高い頭数を記録しており、2013年以降のデータでは最も多くなっています。


そんな中、問題とされていることもあります。

思っていたよりも世話が大変であった、仕事の環境が変わったなどを理由とし、気軽にペットを飼った人たちによる飼育放棄が問題となっており、コロナが終息した後の飼育放棄も危惧されているのです。


近年ペットを家族の一員と捉えて生活している人達は多く、様々なサービスも誕生しています。

新しくペットを飼い始めた人が多いペット業界は、高機能な商品やペットに関連するサービスの消費によって市場が成長していくと考えられています。

参考:一般社団法人ペットフード協会「令和2年全国犬猫飼育実態調査」

猫の飼育頭数が犬を上回る

ペット飼育頭数の推移

ペット飼育頭数の推移(出典:PEDGE(ペッジ)、グラフ作成:CareerMine)

 

近年ペットとして猫がブームになっていると言われています。かつて猫よりも犬の方が飼われる数が多かったのですが、ここ数年は猫の方が多いです。

猫が選ばれるようになった理由としては、散歩に行かなくて良い、マンションでも飼いやすい、鳴き声が犬よりも大きくないなどが挙げられ、現代人の生活スタイルにもマッチしています。

散歩に行ける時間が少ない人や、マンション暮らしの人も多いでしょう。


日本ペットフード協会の調査によると、犬の飼育率・飼育頭数は減少し続けています。

一方で猫は2013年以降、飼育頭数が少しずつ増えてきており、犬の飼育頭数が減少していることと比較すると「猫ブーム」であることが分かります。犬よりも猫の飼育頭数の方が多いのです。

ペット業界の歴史

ペット業界の歴史


人間と動物は昔から一緒に暮らしていました。

例えば狩猟の時代には猟犬として犬が活躍しており、日本では縄文人がいた旧石器時代から犬とともに生活していたことが分かっています。


また日本で猫が飼われるようになったのは奈良時代頃からだそうです。

飼われるようになった理由としては穀物などを食い荒らすネズミに対応するためだったとされています。

平安時代には貴族の間で猫を飼うのがブームになっており、宇多天皇が残した日記の中でも愛猫への気持ちが綴られていました。


■江戸時代 金魚が流行
江戸時代中期以降、大量生産が可能になったことから高価な金魚が庶民でも飼うことができる価格となり、ブームを引き起こしました。金魚すくいが誕生したのもこの頃だそうです。


■明治時代 ウサギが流行
ウサギ税というものも存在していたようです。また犬をペットとして可愛がることが流行したのも、開港と共に西洋犬が日本に広まった明治時代からだと言われています。

 

■昭和時代 小動物が流行
小鳥、ハムスターが昭和時代にブームとなったようです。また熱帯魚ブームもあったようです。

平成では、アニメの影響を受けてハムスターをペットにすることが流行しました。現在人気の犬種はプードルやチワワなどの小型犬となっています。


かつて狩猟やネズミ退治のために飼われていた犬や猫は、今では家族の一員として迎え入れられるようになっています。

また金魚や鳥、ハムスター、うさぎなどもペットとして人気があり、その他珍しい生き物をペットとして飼う人も増えています。

参考:LIFULL HOME’S PRESS
Trace [トレース]

ペット業界におけるトレンド・話題

ペット業界のトレンドニュース

高付加価値なペットフード

ペットは可愛がり、癒しを与えてくれる存在から、家族の一員と捉える人が増えた結果、ペット向けのサービス以外にペットフードにおいても高機能なものが増え、選ぶ人が多いです。

実際に、高単価なドッグフードを販売している企業の売上高は右肩上がりとなっています。


また、富士経済の調査によると、高付加価値訴求型の
プレミアムフードの市場は堅調に拡大するとし、2022年の市場規模は2019年比110.1%の予想です。

例えば人間の食品と同じレベルの基準で管理された原料を使用している「ヒューマングレード」の商品もあります。

他にも自然の素材を使用したものや、腸内環境を整えてくれる商品、国産の鶏や野菜を使用するなどこだわりを持って作られたものも多く見受けられます。


さらにトイ・プードル、チワワ、柴犬のような犬種に合わせて選べる商品や、年齢に応じて選べるもの、肥満解消のための商品があったりと選択肢が豊富です。


付加価値がついていたり、香り・食感、原料などこだわって作られていたりするものは、名前やパッケージを見ただけで高機能であることをうかがえる商品も多く、良いものを与えたい飼い主は自分のペットに合わせた商品を選べるようになっています。

ペット保険

ペット保険市場規模

ペット保険市場規模(出典:PRTimes「アニポスのプレスリリース」、グラフ作成:CareerMine)

 

ペット保険市場は年々大きくなっており、今後も拡大が見込まれています。


ペットには人間のような保険の制度がなく、基本的に治療費は全額自己負担となり経済的な負担が大きくなります。

大切な家族であるペットが病気や怪我をした時に、より充実した治療を受けさせたいと考える人が増えているようです。


「アニコム損害保険(株)」が業界最大手の企業となっていますが、他にも「アイペット損害保険(株)」「SBIいきいき少額短期保険(株)」などでもペット保険を提供しています。


保険内容としては、ペットの通院、入院、手術などにかかった費用の一部を補償してくれるといったものが多いです。

またプランによっては1,000円前後の手頃な価格で加入することもできるようになっており、加入しやすくなっています。


ペット保険に加入していることで治療の選択肢が増えたり、通院へのハードルが下がり、ペットの異変にも気付きやすくなることなどがメリットです。

確実に病気や怪我をするかは分かりませんが、万が一の時によりよい治療を受けさせたいと考える飼い主にペット保険は選ばれています。


アニコムHDの決算資料によると、2020年度はコロナ渦でペットを飼う人が増えたこともあり、新規契約件数が過去最高を記録

21年度4月〜9月の間も順調に新規契約件数を増やしているようです。


日本は海外と比べてペット保険に加入している人がまだまだ少なく、成長の余地があるので、今後もさらに拡大していくと考えられます。

ペット業界における主要企業の解説

ペット業界の主要企業解説

ユニ・チャーム株式会社

社名

ユニ・チャーム株式会社

設立

1961年2月10日

本社所在地

東京都港区三田3-5-27

住友不動産三田ツインビル西館

資本金

15,993百万円

従業員数

グループ合計16,304名(2019年12月)

平均年収

839万円
(参照:
yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売

ユニチャームはおむつや生理用品などに強みを持つメーカーです。

「ペットケア事業」として人間だけでなく、ペット向けの商品も販売しています。ペットケア事業を始めたのは1986年で、30年以上の歴史を持っています。


ユニチャームがペットケア事業で提供している商品は、ペットフード、ペット用排泄シート、システムトイレ、ペット用紙おむつなどです。


ユニチャームのキャットフードとして約15年ぶりに誕生した「AllWell」は、世界初の特許「食物繊維配合技術」によって食事の吐き戻しを軽減させてくれる商品で、多くの飼い主の悩みの解決し、発売後は過去最速のスピードで計画の200%を超える売上を達成しました。

エコートレーディング

社名

エコートレーディング株式会社 (ECHO TRADING CO.,LTD.)

設立

1971/06/03

本社所在地

〒663-8142

兵庫県西宮市鳴尾浜2丁目1番23号

資本金

19億88百万円(2021年2月期)

従業員数

単体【300名】(2021年2月期)

連結【341名】(2021年2月期)

平均年収

472万円
(参照:
yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

事業内容

ペットフード・ペット用品の販売

エコートレーディングは卸売事業を中心とし、様々な事業を展開しています。


まだペットフード・用品売り場がなかった日本に、ペット関連の専門商社として1971年に誕生したのがエコートレーディングです。

2005年より毎年行われている「みんな大好き!ペット王国」は、エコートレーディングのイベント事業の1つとなっています。


商品開発事業として犬・猫・鳥・小動物向けのペットフードや、トイレバケツ、ベッド等のペット用品を販売していたり、ペットに関する情報総合サイト「PETPET」等をインターネット事業として展開しています。


エコートレーディングは卸売業だけでなく、
「人とペットの共生」をコンセプトにペットビジネスのフルライン化に取り組んでいる企業です。

イオンペット

社名

イオンペット株式会社

設立

1998年7月10日

本社所在地

〒272-0023

千葉県市川市南八幡4-17-8 コスモス本八幡1F

資本金

300,000,000円

従業員数

3,301名(2020年2月末時点)

平均年収

829万円
(参照:
yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

※どちらもイオン(株)として登録

事業内容

動物病院事業

サービス事業

リテール事業

イオンペットではペット用品販売店が191店舗、ペットホテル151店舗、グルーミングサロン150店舗、動物病院42病院保有している他にも、どうぶつ医療センターしつけ教室を展開していたり、保護犬・保護猫に関する活動も行っていたりと幅広い事業を展開しています。


ペット関連商品の販売は行っていますが、生体販売は行っておらずプレミアムフードを中心とした品揃えとなっており、バースデーケーキやイベントなど生活に合わせた商品も取り扱っています。


イオンペットが直営展開するペット用品販売店、グルーミングサロン、ペットホテル、動物病院のブランド名は「PETEMO」と呼ばれ、PetとEmotionをかけ合わせた言葉です。

2021年12月より複数のブランド名から「PETEMO」に統一されました。ペットと飼い主の心身の健康をサポートします。

アニコム損害保険

社名

アニコム損害保険株式会社

設立

2006年1月26日

本社所在地

〒160-8352 東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー39階

資本金

6,550百万円

従業員数

472名(2021年3月末現在)

平均年収

874万円
(参照:
yahoo!ファイナンス

➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK!

※どちらもアニコムホールディングス(株)として登録

事業内容

損害保険業

アニコム損保は「予防型保険会社」として2006年に設立され、今では国内シェアNo.1のペット保険を提供する会社です。


取り扱い商品は通院・入院・手術の診察費を補償してくれるものや、入院と手術に特化して価格を抑えたもの、他にも日本で初めて高齢どうぶつを対象にした商品も販売しています。


犬・猫以外にも様々などうぶつを対象としており、業界最多規模の15種です。

「どうぶつ健活」という腸内フローラ測定や、病気リスクの判定、必要時には健康診断が受けられるサービスを付帯しているのが特徴です。


アニコム損保ではひとと同様に保険証を提示することで、窓口での支払いが自己負担のみで済む精算システムを日本で初めて構築しており、強みとしています。

また全国の病院の5割以上を対応病院としていることも、アニコム損保が選ばれている理由の1つです。

ペット業界における主要企業の採用動向

ペット業界主要企業の採用動向

エコートレーディング

求める人材
  • 斬新なアイデアを持っている人
  • 若手のうちからいろんなことに挑戦したい人

エコートレーディングの社長は、社長に褒められるアイデアを出すよりも、驚かせるような今までにないアイデアを出せる人を期待していると話しています。

エコートレーディングの事業を通じて、自分が実現したいことを想像しておくと、面接の際に詳細が答えられるようになるでしょう。


ペットも高齢化していること、保護犬や保護猫がたくさんいること、新しいサービスや商品が続々と誕生していることなど、他にもペットを取り巻く環境のことも考えながら、今までにないアイデアについて考えてみると良いです。


そして社員の声を見ていると、若手社員のアイデアが採用されたり、挑戦したいと言ったことにチャレンジさせてくれたりする企業風土があるようです。


また社長の言葉の中にも、若さあふれるアイデアや感性に期待している、とあったことから、若手のうちから挑戦して活躍していきたい人はマッチするのではないでしょうか。

イオンペット

求める人材
  • 動物が好きな方
  • 自ら考え行動できる方
  • 常に向上心をもって自らを磨いていける
  • 既成概念に捉われない自由な発想で新しい価値を創造できる方
  • チームワークを大切にできる方

イオンペットでは、動物が好きだという気持ち以外にも、プロとして質の高いサービスを提供しようと考えられる人が求められているようです。


また採用メッセージ内では、「動物と人間の幸せな共生社会の実現」という企業理念を実現するために「挑戦」「進化」を続けていると語られています。

人財教育を大切にしているイオンペットで常に学び続け、自分自身を成長させながら高品質なサービスを提供し、新しいことへの挑戦を楽しめる人であると伝えてみると良いのではないでしょうか。


さらに採用メッセージには「コミュニケーションを円滑にとることができる方を歓迎します。」とに記載もあったので、上記の求める人物像に当てはまるポイントに加え、アルバイトなどで培った自身の接客に関する経験談や考え方を交えるのも良いでしょう。

アニコム損保

求める人材
  • 新たな価値を生み出したい方
  • 夢や目標に向かって努力し続けられる方
  • 多くの人やどうぶつの役に立つ仕事をしたい方
  • 様々なことに挑戦し、スキルアップしたい方
  • 自分の成長を社会の成長・発展につなげたい方
  • 笑顔での対応や周囲への気配りを忘れない方

アニコム損保は「涙を減らし笑顔を生み出す」をテーマとする「予防型保険会社」であることが特徴です。

ペットの怪我や病気になった際に飼い主が流す涙を減らし、病気を予防することで笑顔を増やすために、一貫して予防型保険を目指して事業を行なっています。

動物が好きであることや、動物に貢献したいという気持ちの他に、上記の思いに共感して働いている人は多いようです。


アニコム損保は日本初の高齢どうぶつ専用の保険の販売や、ひとと同じように保険証を提示することで保険が適用されるシステムを構築しました。

他にも保険に付帯している「どうぶつ健活」を通じ、病気リスクが高いペットは無料で健康診断を受診できるようにするなどの新しい取り組みが多いです。


若手もベテランも関係なく挑戦できる企業風土、さらにジョブローテーションによって様々な業務を経験することができることなどからも、若手のうちからいろんなことにチャレンジしたい人や、新しいことに取り組むのが好きな人が合致しているといえるでしょう。

ペット業界の採用スケジュール

ペット業界主要企業の採用スケジュール

エコートレーディング

会社説明会 3月・4月

GD

グループワーク

個人面接(複数回)

内々定

22卒向けの情報では選考において筆記試験など書類選考を行わないとされていました。

GDやグループワーク、個人面接も3回程行われるとのことで、かなり人物重視の選考であることが分かります。


人柄が伝わるように自己分析を深め、GDの対策をしておくと良いでしょう。

アニコム損保

会社説明会

WEB試験

面接(複数回)

内定

アニコム損害保険(株)で採用された後に、ジョブローテーションでグループ企業の業務に就くこともできるようです。


「全国型総合職」「エリア型総合職」
に加えて「高知エリア限定職」という地域と職域が限定された職種があるので、地元が高知なので高知エリアで働きたいと考えている人は検討してみるのも良いでしょう。

イオンペット

〜動物看護師の例〜

エントリー

ES選考

グループ選考

WEB適性検査

選考実習・面接

最終面接

内々定

実習は獣医師と動物看護師のみ実施され、グループ選考も職種によっては実施されないこともあります。

またペット用品販売(リテール)のみが全学部・全学科対象の職種です。


面接ではかなり深掘りされたとの声もあったので、企業研究はしっかりと行っておきましょう。

企業の採用ページでダウンロードできる採用パンフレットもあるので、活用してみると良いでしょう。

ペット業界のインターン情報

ペット業界主要企業のインターン情報

ユニ・チャーム

アジアNo.1メーカーの「ペットフード商品開発」を知る!!

ペットフードの商品開発の業務を体験することができるインターンシップです。実際の業務と同じように、仮説立案や試作、評価、結果考察などを行い発表会もします。先輩社員と話せる機会があったり、フィードバックを貰えたりもするので、4日間で充実した内容が体験できます。


◆概要

実施期間:2022年2月7日〜10日

実施日数:4日間

実施場所:伊丹事業所(兵庫県)

受入人数:15名程度


◆選考ステップ

エントリー

ES提出とWEBテスト受験 2021年12月12日締切

選考会

インターン参加

※マイページへの登録は2021年12月8日締切

ユニ・チャームでは複数のインターンシップを開催していますが、複数のコースへのエントリーが出来ないので、気になる1つに応募する必要があります。

上記はペットフード商品開発職のインターンシップです。参加条件が理系の学生であることに注意しておきましょう。


<その他インターンシップ>

・アジアNO.1メーカーの「営業職・マーケティング職」を知る
・アジアNO.1メーカーの「パーソナルケア商品開発職」を知る
・アジアNO.1メーカーのユニ・チャームの「設備開発職」を知る
・アジアNo.1メーカーの「購買職」を知る

2021年1月時点で確認できるインターンシップです。

イオンペット

ペット業界を深く知ろう!

オンライン型のワークショップです。ペット業界やイオンペットに関する理解を深めることに加えて、データ分析や商品の企画立案・実施、販促に必要な企画の立案などを体験することができます。

終了後にはフィードバックも貰えるようです。


◆概要

実施期間:9月11日・12日、11月20日・21日、1月8日、9日 予定

実施場所:オンライン

受入人数:50名程度/各回


◆選考ステップ

先着順となっています。2022年1月5日応募締切。

イオンペットではオンライン型と、実際に病院や店舗に出向いて行う職業体験型のインターンシップが用意されています。


職業体験型のインターンシップでは獣医師・動物看護師、グルーマー(トリマー)、リテール(用品販売)の職業が体験できます。


オンライン型のインターンシップでは場所が限定されず、気軽にペット業界について知ることができるので、ペット業界に興味を持ったけれどあまり良く分かっていないという人は参加をおすすめします。

先着順となっており、22卒向けの際は予約枠を増設するほど応募者が多かったようです。


<その他インターンシップ>

・動物病院インターンシップ
・グルーマーインターンシップ
・ペット用品販売インターンシップ

これらは大都市内にある病院や店舗で職務体験ができる内容となっており、実施日数は1〜3日程度だそうです。

ペット用品販売のインターンシップのみ全学部・全学科対象なので、注意しましょう。

アニコム

保険の常識を覆す【予防型保険】を体感する

アニコム損保が属するアニコムグループについてや、ペット保険市場について知ることができます。WEB開催では保険金支払業務の体験、東京本社開催では各部門の職業体験や、新規事業の企画プレゼンが体験できます。先輩社員との座談会も行われるようです。


◆概要

実施期間:8月、9月、10月、12月、1月

実施日数:ワンデー

実施場所:オンライン/東京本社

受入人数:15~20名程度/各回(WEB)、20名程度/各回(東京本社)


◆選考ステップ

選考なしの先着順

アニコム損保では「全学部学生コース」と「獣医学生限定コース」の2種類のインターンシップが開催されています。

開催場所に関してはいずれのコースも「WEB開催」「東京本社開催」のどちらかを選べるので、自分が参加しやすいプログラムに参加することが可能です。


上記は全学部学生コースのインターン内容の紹介ですが、WEB開催の方は先輩社員との座談会がメインとなっており、気軽に参加をして気になることをたくさん聞ける機会となっています。


獣医学生限定のコース
では、予防型保険を考えるグループワークが行われたり、東京本社開催のプログラムでは、終了後に病院見学することもできるようです。

業界研究のやり方

業界研究のやり方


業界研究においては大きく3つのステップで行っていくことで理解することができます。

業界研究の3STEP
(1)業界全体を知る
世の中にある様々な業界ではどのような企業がどのような役割を担っているのかを大きく把握することで業界の概要を理解することができます。

代表的な企業名や職種についても調べて、自分が志す方向性を考えることがおすすめです。


(2)業界の深掘り
業界内のさらに詳しい現状や課題を調べます。

業界内の各企業の違いや、企業相互の資本関係・提携関係、業界内での業績推移、業界全体の成長の見込みなどをリサーチして、志望企業を絞り込みましょう。


(3)業界の動向把握
業界の動向をさらに細かく調べていくことで、各企業の状況を知り、自己分析と照らし合わせて具体的な志望企業・職種をまとめていきましょう。

ペット業界の業界研究

ペット業界の業界研究

(1)業界全体を知る

ペット業界にはさまざまな企業が存在しています。

ペットと聞いてイメージされるのはペットショップや動物病院かと思いますが、他にもペットフードやペット関連用品を作るメーカーや、それらを卸売りする商社、ペットのための保険会社などが挙げられます。


ペットフードを取り扱う大手企業には外資系の企業も多いです。

特にアメリカの「マース」「ヒルズ・ペット・ニュートリション」、スイスの「ネスレ」は力が大きいです。

日本の企業では紙おむつなどが強みの「ユニ・チャーム」は大手企業と言えるでしょう。


卸売を行う企業の中では、大手日用品卸企業あらたのグループ会社「ジャペル」が高い売上高を誇っています。

「エコートレーディング」はペット関連商品の卸売業の大手の中で唯一上場している企業です。


ペット保険では「アニコムHD」が業界首位となっています。


ペット用品における主要企業は「ドギーマンハヤシ」「アイリスオーヤマ」「花王」「ライオン商事」などです。


ペットショップ
では「ペットプラス」を運営する「AHB」「コジマ」はペットショップとして有名です。


ペットに関連する仕事としては獣医師、動物看護師、トリマー、ブリーダー、ドッグトレーナーなど様々です。

(2)業界の深掘り

ペットといえば犬を飼っている人が多かったですが、ここ数年は犬の飼育頭数よりも猫の飼育頭数の方が多くなってきており、猫ブームだと言えます。


また2020年に入ってから流行した新型コロナウイルスの影響で、ペットを新しく飼い始めた人が増えました。

以前よりペットに関する問題として飼育放棄が挙げられていましたが、コロナ禍でペットを飼う人が増えたことで、改めて注目されています。


これまでペットは可愛がったり癒しをもらったりする動物として私たちと生活していましたが、最近では単なる可愛がる対象だけではなく、家族の一員と捉える飼い主が多いです。

家族の一員と考える人が増えたことで、自然素材のものでできたペットフードや、健康機能のような高付加価値のペットフードなどより良いものが選ばれる傾向にあります。

またペット用のフィットネスや犬・猫と一緒にするヨガ、ペットカフェなどのように、ひとと同じくペットの健康にも意識を向けたり、一緒に楽しむサービスも誕生しています。


またペットの手術代や通院代を保険で補償してくれるペット保険の市場が広がっています。万が一の場合、十分な治療を受けさせたいと考える飼い主が増えているようです。

加入率はまだまだ低いので、今後も伸びる、成長途中の市場だと言えるでしょう。

(3)業界の動向把握

ペット業界はまだまだ拡大していく可能性があり、新しい取り組みも求められているため、PEST分析を行うことが重要となります。

PEST分析

 

PEST分析とは、政治、経済、社会、技術といった4つの観点からマクロ環境(外部環境)を分析すること。

ペット業界のイメージをより具体的にしていきましょう。

 

Politics:政治的環境要因

犬や猫へのマイクロチップの装着を義務化する法律が2022年6月より施行されます。

マイクロチップによって15桁の識別番号が振り分けられます。

ブリーダーやペットショップなどの業者は名前や性別、品種、毛の色、業者名などを登録し、飼い主は氏名や住所、電話番号などを登録しなければなりません。

もし迷子になっても、振り分けられた識別番号から飼い主にたどり着けるようになるのです。また安易に手放すことを防げるとされています。


阪神淡路大震災で多くの犬や猫が迷子になったことがきっかけ
となって、議論されるようになりました。


Economy:経済的環境要因

動物によるアニマルセラピーが医療費の削減に繋がると言われています。

アニマルセラピーは心を落ち着けてくれたり、ストレスを軽減してくれたりする効果が期待できるものです。


ペットを飼っている人は飼っていない人よりも年間の通院回数が減ったというデータもあるようです。

実際にドイツやオーストラリアではペットの影響によって医療費が削減されたとのこと。


Society:社会的環境要因

コロナ禍でペットを飼う人が増えています。

在宅で仕事ができる環境が整ってきたことや、ペットに癒しをもとめて新しく飼い始める人が増えたと考えられます。

犬も猫も新規飼育率がコロナ禍以前よりも高い数値となっています。スターターキットの需要も高まりました。


また飼い主のペットに対する意識の変化によって、より良いペット用品やペットフードへの需要が高くなっています。


Technology:技術要因

ペット関連の商品は進化しています。

留守中のペットの様子を見ることができるカメラや、オシッコの量などを測定してくれるトイレ、家にいなくても自動で餌をあげられる機械などあらゆるところでテクノロジーが活用されています。


他にもウェアラブル端末によってペットの行動を記録したり、ペットの気持ちを知ることができるものなども販売されています。

ペット業界のES対策・攻略法

ペット業界のES対策


ESを書く際は簡潔にまとめつつも、自分が絶対に伝えたい部分は明確に伝わるように書く必要があります。


ESでは字数が制限されていて、コンパクトにまとめなければならない場合が多いですが、中には文字数が多く設定されており長文での記入が必要だった企業もあったようです。

文字数が多い場合は説明だけで字数が埋まってしまうことのないように、簡潔に主張したいポイントを盛り込み、具体的な事例も交えて伝えられるようにしましょう。

ESのポイント

動物やペットにまつわるエピソード

ペット業界で働きたいと考えている場合は、ESの中で動物に対する愛情や関心があることを記載すると良いでしょう。


ペット業界では人が利用するものと同じ商品やサービスを動物向けにして提供していることが多く、例えばペットフードや保険、トイレやベッドなどの関連用品、ホテル、フィットネスなどいずれも既に人間が利用している商品・サービスです。

大きな違いは動物が関わっているかどうかなので、動物への思いを伝えることが大切です。


周囲にいるペット、その他動物に関するエピソードを入れることで動物が好きなことや、動物に関心を持っているということが伝わるでしょう。

例えばペットが病気になった時の体験談、飼っているペットの対象となる保険がなくて困った、ペットが家族の一員だと感じたエピソードなど具体的な話を掘り起こしておきます。


動物と人の暮らしについて

自分が考えている理想の動物と人との生活について伝えるのもおすすめです。


ペットフードや保険、ホテルなど様々な商品やサービスがありますが、いずれを扱う企業であっても、動物や人間に影響を与えてくれます。

将来的にペットと飼い主がどのように生活している姿を思い描いているのか考えてみましょう。


例えば飼い主が安心してペットと生活できるような社会にしたい、家族とペットが日々楽しく過ごせる生活を提供したい、ペットが健康で長生きして欲しいなど人それぞれの思いがあるので、自分なりの言葉でまとめます。


動物が好きであること以外に、動物や人間を取り巻く世の中や社会がどのように変化すると良いと考えているのかESに記入しておくと、面接で深掘りされた際に詳細や思いをしっかりと伝えることができるのではないでしょうか。

ペット業界の筆記試験対策・攻略法

ペット業界の筆記試験対策


ペット業界では筆記試験よりも面接などを通した人物重視であるようです。


筆記試験があった場合にも、選考の中で重要視されていなかったり、そこまで難解な問題が出題されることはないようです。

中にはビジネス用語や時事問題が出題されたパターンもありましたが、難易度は高くなかったとのこと。


また筆記試験を実施しない企業もあります。筆記試験を課していない企業では書類選考がなく、グループワークやGD、複数回行われる個人面接を通して判断していたようです。


筆記試験がある場合の対策としては、SPIやWebテストの対策本を繰り返し解くことで、対応していた学生が多く見受けられました。

筆記試験の内容は重要視しないと言われたりする場合でも、一度SPIの対策本を確認しておくことで安心して選考に取り組むことができるでしょう。

ペット業界の面接対策・攻略法

ペット業界の面接対策


ペット業界の面接で実際に聞かれた質問と回答のポイントを紹介していきます。

  • 学生時代に力を入れたこと
  • 志望動機
  • 入社後にしたいこと
  • 新商品や新サービスなど新規事業について
  • 他社の選考状況

志望動機

志望動機を伝える際に、ペット業界を選んだきっかけや競合他社ではなく選考中の企業を選んだ理由将来どのような世の中にしたいと考えているのかなどを通じて、自分ならではの考えを話すことで説得力のある志望動機になるでしょう。


ペット業界の特徴は対象が人ではなく動物なので、ペットや動物に関するエピソードを取り入れておくことで、人を対象とする業界ではなくペット業界を志望した理由が伝えられるのでおすすめです。


ペットフードメーカーや、関連用品を作るメーカー、保険、商社のように幅広いですが、選考中の企業と同じ事業を行う競合他社との違いは明確にしておきましょう。

HPを活用して調べたり、説明会で詳しく知れることもあるので、競合他社の説明会に出席するのも良いでしょう。

入社後にしたいこと

なぜその企業でないといけないのかを伝えるようにすることが大切です。


企業によっては根幹となる事業以外にも、さまざまなことに取り組んでいるところもあります。
まずは企業のホームページをくまなく調べるようにしましょう。

企業の採用情報ページでも、仕事内容や会社が取り組んでいることを分かりやすく説明してくれていることが多いので、合わせてチェックします。

そのうえで自分が入社した後にどんな業務をして働きたいのか具体的にイメージし、分かりやすく答えるようにしましょう。


携わりたい事業や職種を説明することに加えて、世の中にどのように影響を与えたいと思っているのか話すことも思いが伝わるので良いでしょう。

新商品や新サービスなどの新規事業について

ペット業界はまだまだこれから発展の余地がある市場です。今までになかった商品やサービスを考え出す力を持っている人が求められます。

実際に自分や周囲の人が体験したことをベースにすると、利用する具体的なシーンやそれらを生み出したいと考えた理由もまとめやすいです。


完璧な答えである必要はないので、自分なりペット業界にある商品やサービス、業界が直面している課題などを頭に入れながらアイデアを出すようにしましょう。


業界に関する研究をしっかりと行うことが大切です。

また本当に自分が実現したい新商品やサービス、事業について考えていることがあれば、入社してからやりたいことは何か聞かれた時に答えると、真摯な姿勢が伝えられるので良いのではないでしょうか。

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監修者gen

1990年生まれ。大学卒業後、東証一部上場のメーカーに入社。その後サイバーエージェントにて広告代理事業に従事。現在はサイバーエージェントで培ったWEBマーケの知見を活かしつつ、CareerMineの責任者として就活生に役立つ情報を発信している。また自身の経験を活かし、学生への就職アドバイスを行っている。延べ1,000人以上の学生と面談を行い、さまざまな企業への内定に導いている。