【富士通インターン|2025年採用】優遇はある?倍率や選考フロー・選考対策まとめ
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富士通のインターンの人気度・倍率は?
富士通のインターンシップは、本選考と同様にコース分けされたプログラムが実施されています。
インターンシップの倍率はわかりませんが、富士通へのプレエントリー数が約40,000名、2023年の新卒採用者800名をもとに計算すると、本選考での倍率は約50倍と推測することができます。
富士通のインターンシップは、複数回開催されるため、人気企業ですが選考に参加できるチャンスも多いのが特徴です。
実際に「Summer Internship」のBusiness Courseでは第1期から第5期まで開催されています。
さらにコースの中でも、テーマが複数に分かれていたり、1回あたり50人前後が参加できるプログラムもあることから、インターンに参加できる学生の数は比較的多いと考えられるでしょう。
富士通のインターンシップ参加者は、早期選考に案内されたり、インターン参加者のみ参加できるイベントに出席できることもあるので、インターン選考は受けておくのがおすすめです。
富士通のインターン概要
Next Incubation Program
実施概要 |
過去のDXビジネス例を参考にしながら課題の発見から、解決方法の提案までを行うプログラム。富士通のビジネスプロデューサー職(BP)の体験ができます。 |
実施時期・期間 |
2023年8月25日~8月26日 実施日数:2日間 |
参加人数 |
30〜50人 |
参加条件 |
通信環境のある人 |
応募の流れ |
エントリー⇨ES⇨適性検査⇨書類選考⇨面接⇨参加 ※応募締切:2023年7月10日お昼12:00 |
参考:マイナビ2025|富士通
STEP to Engineer ~2daysワークショップ~
実施概要 |
SEの仕事を知り、企画提案や計画設計、構築テストといった業務が体験できるプログラム。座談会やフィードバックも行われます。 |
実施時期・期間 |
2023年9月2日~3日、9月9日~10日、9月23日~24日 実施期間:2日間 |
募集人数 |
30~50人 |
参加条件 |
通信環境のある人 |
応募の流れ |
エントリー⇨ES⇨適性検査⇨書類選考⇨面接⇨参加 ※応募締切:2023年7月10日お昼12:00 |
参考:マイナビ2025|富士通
Fujitsu Summer Internship Technology Course
実施概要 |
システムの運用や保守、構築などを体験できるプログラム |
実施時期・期間 |
2023年8月27日~9月16日 実施日数:5日間~15日間 |
募集人数 |
50人以上 |
参加条件 |
専攻や文理などについてはテーマにより異なる |
応募の流れ |
書類審査/技術審査/WEB面談で参加者決定 ※応募締切:2023年6月22日(木)お昼12:00まで |
参考:富士通|Summer Internship Technology Course
マイナビ2025|富士通
Fujitsu Summer Internship Business Course
実施概要 |
企画や提案、課題解決など富士通のビジネスを体験できるプログラム |
実施時期・期間 |
2023年8月27日~9月16日 実施日数:5日間~15日間 |
募集人数 |
50人以上 |
参加条件 |
専攻や文理などについてはテーマにより異なる |
応募の流れ |
書類審査/WEB面談で参加者決定 ※応募締切:2023年6月22日(木)お昼12:00まで |
参考:富士通|Summer Internhip Business Course
マイナビ2025|富士通
Fujitsu Professional Internship
実施概要 |
1ヶ月から最大6ヶ月ほどの長期間、富士通で実際に現場の体験ができるプログラム |
実施時期・期間 |
2023年8月21日(月)~2024年4月30日(火) 実施日数:1ヶ月以上 |
募集人数 |
50人以上 |
参加条件 |
・通信環境のある人 ・必要なスキルや知識のある人 |
応募の流れ |
書類審査/WEB面談で参加者決定 ※応募締切 第一期:2023年6月05日(月)お昼12:00 第二期:2023年6月26日(月)お昼12:00 |
給与 |
あり(時給1,350円〜) |
参考:富士通|Professional Internship
マイナビ2025|富士通
富士通のインターン選考フロー
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富士通のインターンシップ選考の流れは上記の通りです。コースによっては技術審査があります。
また適性検査(WEBテスト)や面談などは基本的にオンラインで行われます。
ES(エントリーシート)
エントリーシートでは、「インターンシップに参加しようと思った理由」を聞かれることが多いようです。
実際に過去出題されたテーマとしては、下記のようなものがあります。
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参加するコースやプログラムの職種によっても質問の内容は異なりますが、説得力のある「参加を希望する理由」への回答は必須です。
富士通のインターンシップ選考のESでは、インターンシップにまつわる内容だけでなく、専攻分野や研究内容など、学業に関連する設問もあります。
前もって自分のゼミや研究室で学んでいる内容、または専攻分野について分かりやすく説明できるようにしておきましょう。
適性検査(WEBテスト)
適性検査は、玉手箱やCABなどのWEBテストを自宅で受検するようです。検査時間は1時間ほど。
実施科目は言語・非言語・性格検査に加えて、コースによっては英語やCABの暗号テストが課されることもあります。
対策としてはWEBテストや玉手箱、CAB対策ができる参考本を活用すると良いでしょう。口コミの中でも、これらの参考書を使って対策したという声が多く見受けられました。
特に暗号テストは手こずる人も多いので、一度参考書に目を通し問題の内容を把握してから臨むのがおすすめです。解ける自信のない人は、事前に対策しておきましょう。
WEB面談
富士通のインターンシップ選考ではオンライン面談が行われます。
下記は実際に出された質問の例です。
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会話ベースで面談は行われるので、聞かれた質問に答えていくというよりは、会話の中で自身の人柄や考え方などを伝えていくことになります。
そのため回答の内容はもちろん、コミュニケーション力も大切です。
富士通のWEB面談は「和やか」「穏やか」といった声が多かったので、焦らずに落ち着いて臨みましょう。
また面談は事前に提出したESの内容をベースとして進められるので、ESに書いてある内容の振り返りは忘れずに行い、深掘りされても答えられるよう準備しておくと安心です。
富士通のインターン情報
富士通のインターンシップはプログラムの種類が複数あり、さらにコースが分かれています。
過去に24卒の人たちが参加したインターンでは「Openコース」「職種マッチングコース」「JOBマッチングコース」などがありました。これらは本選考の応募コースにも名前が挙がっているコース名です。
いずれのプログラム・コースを選んだとしても、なぜそのインターンを選んだのかという理由を明確に伝えられるようにしておくことが大切です。
またプログラムやコースによってインターンの実施日数が大きく変わってきます。2日間のインターンもあれば、10日間のインターンもあるなど幅広いです。
インターンの形式は、課題提案するグループワーク形式や、講義・演習の形式のインターンが確認できました。
チームで取り組むインターンに参加したい人は、グループワークが用意されているプログラムに参加しましょう。
参加するプログラムによって内容や日数が大きく異なるので、今後の選考に活かすためにも、詳細を確認したうえで、本当に参加したいプログラムは何かをよく考える必要があります。
富士通のインターンシップに参加した人は、早期選考に案内されたり、インターン参加者が参加できる座談会への案内がきたりします。早期選考では面接の回数が少なくなるなどのメリットがあります。
富士通への志望度が高い人は、インターンに応募するのがおすすめです。内定に近づくチャンスをできるだけ多く手にしていきましょう。
富士通の求める人材
- 富士通のパーパスに共感できる人
- 「挑戦」「信頼」「共感」に対して、自分なりの考えを持っている人
- 主体的に行動できる人
パーパスとは企業の存在意義のこと。
富士通のパーパスは「イノベーションによって社会に信頼をもたらし世界をより持続可能にしていくこと」です。
この大元となるパーパスに共感できる人が富士通では求められています。
富士通にはたくさんのグループ企業がありますが、皆が同じ方向を向いて仕事をしていかなくてはなりません。
加えて「挑戦」「信頼」「共感」は富士通が大切にしている3つの価値観です。これらが行動のもととなっています。
学生時代に取り組んだことや学業面などで、3つの価値観に触れた経験がないか振り返ってみましょう。挑戦・信頼・共感に対する自分の中の考えが浮かび上がってきます。
富士通のパーパスや3つの価値観については「Fujitsu Way」でまとめられているので、インターン選考に申し込む前に目を通しておくことをおすすめします。
このFujitsu Wayは2020年には12年ぶりに刷新されています。どんなところに共感できるのか、探してみてください。
IT企業からDX企業へと変わってゆく変革期にあるのが富士通です。新しいことにもチャレンジしていかなくてはならない時は特に、主体的に行動できる人が求められます。
何をしたらいいのか、どうすべきかなどを自分で考え行動した経験はないか、これまでの自身の経験を振り返ってみましょう。アピールできそうなエピソードを積極的に伝えていくことが大切です。
富士通のインターン選考突破の対策法
プログラムに「マッチしている」ことをアピールする
インターンシップ選考の中で行われるステップの1つに「面談」があります。面談なのでお互いに話をしながら選考が進んでいくイメージです。
投げかけられた質問に答え、質問の答えによって合否を決められるというよりは、会話の中で引き出された人柄や個人の考え方が重視されます。
口コミの中でもインターンの趣旨を理解できているのか、参加したいインターンのイメージと異なっていないか、などの確認につながる質問が多かったいう声が見受けられました。
インターンへ応募した理由や学業での取り組み、自身の経験・興味などから、インターン参加者としての適性があることを伝えるのが重要です。
富士通の事業や業務内容も確認し、自分がマッチしていることをアピールしていきましょう。
最低限、インターンの内容をしっかりと把握してから、ESを提出するのが望ましいです。ESをベースに面談も進んでいきます。
「インターンや富士通のことを理解しており、富士通への志望度が高い」と感じてもらえるよう、自己分析や企業・業界研究に取り組んでいきましょう。
富士通への理解度を深めておく
面談の最後に逆質問の時間があることも多いので、富士通への理解度を高めておくと良いでしょう。
逆質問の際に聞きたいことを用意している人は、企業に対して強い興味をもっていることが伝わりやすく、好印象です。
事前に調べていればわかることや、すでに会話の中などで分かっていることなどの質問は、マイナスイメージにも繋がりかねないので、聞きたいことがなければ無理やり聞く必要はないでしょう。
しかし、興味をもって企業研究や面談を進めていると、自然と気になることが出てきます。質問が浮かばない人は、些細なことにも関心を持つことを心がけてみてください。
企業の事業内容や会社として力を入れていること、業務内容などは最低限頭に入れた状態にしておくと、志望度の高さのアピールにも繋がるのでおすすめです。
富士通の企業情報
社名 |
富士通株式会社 |
設立 |
1935年6月 |
本社所在地 |
〒105-7123 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター |
資本金 |
3,246億円 |
従業員数 |
124,000人(グローバル) |
平均年収 |
859万円(参照:年収チェッカー) |
事業内容 |
サービスソリューション ハードウェアソリューション ユビキタスソリューション デバイスソリューション |
約400ものグループ会社を持つ富士通は、現在180カ国でサービスを展開しています。
2022年度の売り上げ収益は3兆7137億円、2021年度におけるITサービスの売上高は世界で第10位、国内では第1位でした。
コア事業はソリューションサービスや、システムプラットフォームを提供するテクノロジーソリューションですが、他にもユビキタスソリューションやデバイスソリューションなど、さまざまな事業を展開しています。
製造から物流、医療、金融、官公庁など関わっている業種も幅広いです。
富士通の電子カルテシステムは国内でもトップクラスであったり、富士通は自衛隊・防衛省のシステム構築や維持も行なっているなど、国内で存在感の大きい企業であるといえます。
富士通の現状・動向
富士通が「Healthcare & Life Sciencesアワード」を受賞
日本マイクロソフトが表彰する「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2023」で、ヘルスケアデータを集積管理するクラウド型のプラットフォーム「Healthy Living Platform」が「Healthcare & Life Sciencesアワード」を受賞しました。
富士通は2019年から5年連続で受賞しています。
Healthy Living Platformは患者の同意の範囲内で、さまざまな医療機関の診療データや健康データなどのパーソナルなデータを収集し、活用していくというもの。
マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤーは、日本で 1 万事業所を超えるパートナー企業を対象としたアワードで、1年の中で特に優れた実績を上げて、顧客の信頼を獲得したパートナーに対して贈られます。
また、Healthcare & Life Sciencesアワード以外の2部門(「Global System Integrator(GSI)アワード」「Government アワード」)でも受賞しています。
さらに「2023 Microsoft Partner of the Year Awards」では、3部門でファイナリストに選出されました。「2023 Microsoft Partner of the Year Awards」は世界中の30万社を超えるパートナー企業が対象のアワードです。
出典:富士通|プレスリリース
〈みずほ〉と富士通、システム開発・保守に生成AIを活用する共同実証実験を開始
みずほフィナンシャルグループと、生成AIを活用する共同実証実験を開始したと2023年6月19日に発表しました。
この実証実験はみずほFGのシステム開発や保守のプロセスにおける、品質・レジリエンス向上を目指して行われており、2024年3月まで実施されます。
具体的には設計書の記載間違いや漏れの検出、改善された設計書からテスト仕様書の生成などの場面で生成AIを活用していきます。
生成AIはこれまでのAIと異なり、新たなコンテンツを一から生み出すことができるAIのことです。SNSでも名前を目にすることが増えてきた「ChatGPT」も生成AIの一つです。
富士通では「Fujitsu Kozuchi (code name) – Fujitsu AI Platform」を通じて生成AIコアエンジンを提供しています。
出典:富士通|プレスリリース