【フィットネス業界ES書き方ガイド】読まれるESのポイントを徹底解説!
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フィットネス業界は、近年の「健康ブーム」により注目されている業界です。
フィットネスクラブやスポーツクラブは、24時間型施設や特化型施設など様々な形態で新規店舗が続々と出店しており、世の中のニーズに合わせた業態の多様化が進んでいます。
また最近では「オンラインフィットネス」という市場も日本で広がり始めています。
昨今、フィットネスクラブやスポーツクラブに通う人が増加傾向にあるのがフィットネス業界です。
近年では、フィットネス業界を目指す学生は、スポーツ経験者や体育大学出身の割合が高い傾向にあります。
就活を有利に進めるためにも、まずは業界研究をきちんと行い基礎知識を身に付けて、質の高いESを書き上げていきましょう。
フィットネス業界の採用動向や面接対策に関しては下記記事で詳しく紹介しています。
目次
フィットネス業界のES設問例
1志望動機(共通)
2現時点での会社や仕事選びの軸と、その理由を教えてください。(400字程度)(2022年 RIZAP)
3あなたがご自身の思考力や人間力を活かして、何か課題を解決したエピソードを教えてください。(400字程度)(2022年 RIZAP)
4スポーツで感動したエピソード(2012年 セントラルスポーツ)
5入社後やりたい職種とその理由(2008年 コナミスポーツクラブ)
設問例1:志望動機(共通)
この質問は企業にとって合否が左右されると言っても良いほど重要な質問となります。
質問の意図をきちんと理解して、採用担当者に印象付ける回答を準備しておく必要があります。
ただ志望理由を記述するのではなく、企業のみに当てはまる理由を伝えることが大切になります。
企業研究を徹底して行い、その企業の特徴や強みを交えて志望動機を書いていきましょう。
この質問では下記がみられています。
■企業への志望度を知る
企業についてどれだけ調べているのかを把握することで、応募者の志望度や熱意を知る狙いがあります。
志望度が高い応募者は入社後の活躍が期待できます。
反対に志望度が低い応募者は早期退職の可能性が高いため、応募者の志望度を知ることは重要なポイントとなります。
■企業とのマッチ度を知る
応募者の価値観を知ることで企業とマッチする人材か判断しています。
マッチしている人材は企業に貢献する可能性が高いため、企業が求めるニーズと応募者の人柄や価値観、能力が一致しているかを見極めています。
回答例1
私は運動を通して人々の健康促進や心のケアに役立ちたいと考えています。貴社はマンツーマントレーニングを強みとしており、お客様に合ったプログラム構成を柔軟に組むことが出来ます。そうすることで、より丁寧にお客様に向き合うことでき、トレーニングだけでなく心のケアまで充実させることができると考えます。
私は空手部に所属し心身ともに鍛えることの大切さや楽しさを学んできました。この学びを活かし、心身ともにお客様から満足いただけるプログラムを提案します。「私だからトレーニングが続けられる」と言っていただけるようなトレーナーとなり活躍したいです。
回答例2
私が貴社を志望した理由は「高齢者の方々へ運動の楽しさを伝える一員になりたい」と考えたからです。
私の祖母は健康維持のために貴社のフィットネス施設に通っています。通い始めてから祖母は一段と明るい性格になり、運動に対して目標を定めて達成に向けて努力する姿が見られるようになりました。その姿に私は心を動かされ、私も貴社の一員としてより多くの高齢者の方へ運動の楽しさを伝え、人生を豊かにする手助けをしたいと考えました。
私は接客のアルバイトにおいて老若男女様々なお客様と関わってきた経験から、コミュニケーション能力に自信があります。この強みを活かし、入社後は運動する時間が楽しく生きがいを感じる時間と思ってもらえる取り組んで行きたいです。
企業研究をきちんと行い、その企業でなければならない理由を明確に伝える事が大切になります。
オリジナルの志望動機を記述して企業への熱意もアピールしましょう。
設問例2:会社や仕事選びの軸
この質問は就活を進めていく上で聞かれる質問のひとつとなります。
なぜ企業や仕事選びの軸について聞くのか質問の意図をきちんと把握して、的確に回答できるようにしていきましょう。
この質問では下記がみられています。
■応募者の価値観を知る
企業の価値観と応募者の価値観が合うか確認して、企業にとってプラスな人材なのか判断材料にしています。
いくら優れている人材でも価値観が合わなければミスマッチが生じて早期退職の可能性があるため積極的に採用はされません。
■就活への真剣度を知る
軸を聞くことで真剣に就活を行っているのか見極める狙いがあります。
曖昧な回答であればなんとなく就活をしていると判断されてしまうので、具体的で的を得た内容を記述することが大切になります。
■仕事への意欲や姿勢を知る
軸を聞いてどのように仕事へ取り組むのか、どのような価値観を持っているのか知る狙いがあります。
そうすることで入社後の活躍イメージをすることができ、企業にとって必要な人材かどうかの判断材料にしています。
回答例1
私の軸は仕事を通して「人の役に立つ」ことです。野球部に所属しており、学生コーチとして部員の指導やサポートを行っていました。指導した部員から「コーチのおかげで結果を出すことが出来た、ありがとう」と感謝の言葉をもらった時、達成感ややりがいを感じました。この経験からスポーツを通して「人の役に立つ仕事をしたい」と考えるようになり、フィットネス業界へ興味を持ちました。
中でもインストラクターを希望しています。お客様のために運動メニューを考え、目標達成に向けて最後までサポートできる仕事は、まさに仕事選びの軸と一致しています。また、自分自身が明るい性格のため仕事環境は活気あふれる場所で働きたい気持ちがありました。辛いトレーニングも私の明るさで一緒に乗り越えていきたいと考えたからです。入社後も人の役に立ちたい気持ちを大切に、会社やお客様へ貢献できる存在になりたいと考えています。
回答例2
私の仕事選びの軸は「成長」です。働きながら自分自身が成長することを実感出来れば、働くモチベーションの維持に繋がり、さらに企業に貢献できる人材になれると考えるからです。
大学時代に体操教室で小学生に教えるアルバイトをしていました。どうしたら分かりやすく正確に伝えることが出来るかを常に考えてきたため、人に分かりやすく教えるスキルを身に付けることができました。
さらに教室には1年生から6年生までが在籍しており、それぞれの学年に合わせた指導や説明ができるよう工夫を行ってきました。自分の考えた指導法によって生徒が成長していく姿は、非常にやりがいを感じ、自分自身の成長をも実感することができました。
貴社施設の利用者は年齢層も幅広く、目的も異なる様々なお客様が訪れます。培ったスキルを活かし、お客様に貢献するとともに自分自身も成長し、最終的には企業にとって欠かせない存在となれるよう尽力したいと考えています。
ただ単に自身の軸を伝えるのではなく、軸と企業の価値観が一致していることが重要となります。
企業とマッチする人材であることをアピールしながら書き上げていきましょう。
設問例3:課題を解決したエピソード
この質問は自身の強みを活かした上で課題解決した経験を聞いています。就活では定番の質問のひとつで聞かれることが多くあります。
質問の意図をきちんと理解して好印象を得る回答を記述していきましょう。
この質問では下記がみられています。
■課題解決へどのような行動を起こしたのかを知る
仕事をする上で困難な状況は必ず訪れます。その時にどのような行動を取れるか把握して企業で活躍できる人材かどうかを見極めています。
■自己分析ができているかを知る
自分の強みをきちんと理解している人材は自己分析をしっかり行っていると判断され、採用担当者へ好印象を与えます。
また、応募者の強みを知ることで入社後にどのように活躍してくれるかのイメージが湧くので企業にとってこの質問は重要なものとなります。
■応募者の人間性を知る
困難にぶつかった際に解決のために努力して立ち向かうのか、あるいは諦めて逃げてしまうのか解決への行動の取り方や過程は人それぞれです。
応募者の人間性を知り、企業との相性を見極めています。
回答例1
私は大学時代に所属していたサッカー部において、部内に亀裂が入った際に仲介役として修復に貢献しました。当時、大会を控えていたこともありレギュラー争いが激しく行われていました。そんな中レギュラー陣と控え陣に亀裂が入ってしまい、部内の雰囲気は最悪な状況でした。このままではチームとして成長できないと思った私は、両方の意見を丁寧に聞き、お互いが納得して同じ目標に向かえるよう説得しました。
その結果、部員同士で争うことはなくなり、第一にチームを考えてそれぞれが今の立場で出来ることを行う組織づくりへと解決することが出来ました。当時は自然と行動していましたが、人に寄り添い親身になって話を聞くことや、誰とでも仲良くできる性格こそが私の強みなのだと気付かされました。この強みを活かし貴社においても多くの人の話に耳を傾け、お客様に必要とされる人材になれるように成長したいです。(382文字)
回答例2
私はアパレル店でアルバイトをしていた際、行動力を活かして売り上げを向上させ、店舗に貢献しました。当時働いていた店舗では、売り上げ低迷に悩んでいました。そこで私はバイトリーダーとして2つの行動を起こしました。
1つめは、お客様に関心を持ってもらえるPOPづくりをスタッフ全員で意見を出し合いながら作成しました。目立つカラーを使用したり、最新のトレンドをピックアップするなどの工夫を行いました。2つめは、SNSに様々なファッションスタイルを載せ、お客様が購入後のイメージをしやすいようにしました。またセール期間や割引商品なども情報を細かく発信し、SNSからの集客に力を入れました。
その結果、前年度に比べて20%売り上げUPさせることが出来ました。入社後も、この行動力を活かし周囲の人を巻き込みながら目標達成へ貢献していきたいと考えています。(371文字)
数字などを用いた内容にすることでエピソードに具体性のある回答をしてみましょう。
そうすることで、相手に自分の人間性や強みを明確に伝えることができます。
設問例4:スポーツで感動したエピソード
就活を進めていく中で「感動したエピソード」を質問する企業は多くありますが「スポーツで感動したエピソード」を聞くのはスポーツを扱う業界ならではの質問となります。
結論を最初に述べて具体的な内容を盛り込み、感動から自分が何を得たのかをきちんと伝えることが重要になります。
この質問では下記がみられています。
■人柄を知る
周囲や物事にどのような関心を持って向き合っているのかを把握して、応募者がどのような人なのか知る狙いがあります。
■価値観や企業とのマッチ度を知る
感動したエピソードを聞いて、どのようなことに興味を持ち、どのようなことに心を動かされるのかを知り、応募者の価値観を知る狙いがあります。
企業にふさわしい価値観を持っている人材であれば企業とのマッチ度が高まり、採用担当者へ好印象を与えます。
回答例1
私は2011年のW杯でなでしこジャパンの決勝戦を見て感動しました。試合後半、アメリカにゴールを決められてしまい先制点を許してしまうも、すぐに同点に追いつき試合は延長戦に突入しました。選手たちは体力的に厳しいように見えましたが、表情からは「勝利」への気持ちの強さが伝わってきました。延長戦が始まり再びアメリカに1点リードされるも諦めることなくボールを追い続けた日本は同点に追いつきました。
私はこの試合をみて「勇気」と「諦めない心」を学びました。選手の目標に向かって努力している姿を見て自然と「自分も頑張れる」と勇気が湧いてきました。また、苦しい状況でも最後まで諦めなければ結果が出ることも選手たちが証明してくれたように感じました。
この時の感動から、小さな目標でも達成に向けて最後まで全力でやり遂げ、スポーツを通して誰かに勇気を与えられる存在になりたいと考えています。
回答例2
私は箱根駅伝に毎年感動します。学校によって目標は様々だと思いますが、目標達成に向けて努力している姿は選手全員とても輝いていて元気をもらえます。
また、駅伝は1人でやり遂げることはできず、仲間へ襷を繋いで走ります。襷を繋ぐために歯を食いしばりながら必死に走る選手や、襷が繋がる直前に繰り上げスタートになってしまう学校、襷がつながらず悔し涙を流す選手を見ると心が動かされます。私はバレーボール部に所属しており、駅伝を見るたびに「自分ももっと努力できる」「悔いが残らないようにやり切る」と例年強く決意しています。
貴社においても人の心を動かせるような働きかけができるように努力を積み重ね、常に成長していけるような人材になりたいと考えています。
応募者がどのような人なのかを知る場なので、感動したエピソードだけを伝えるのではなく「その感動から何を得たのか」まで伝えることが重要となります。
設問例5:入社後について
この質問は就活を進める上で定番の質問となります。
応募者の将来のビジョンを聞くことで企業のことをきちんと理解しているか、応募者に向上心があるかどうか見極める意図があります。
この質問では下記がみられています。
■企業理解をきちんとしているか知る
応募者のやりたいことと、企業の業務内容にズレがないか見極めています。企業についてきちんと調べているという事は志望度に期待が出来ます。
反対に企業理解が疎かな応募者は志望度が低いものだと判断され、積極的に採用はされないでしょう。
■意欲や向上心があるか知る
目標を持っている人材は入社後の成長が期待でき、企業にとってプラスな人材となります。
いくら優秀な人材でも意欲や向上心が無ければ、入社後の成長が期待できないことや早期退職の可能性があるため企業にとって重要な質問となります。
回答例1
私は入社後、インストラクターとして子どもたちに運動の楽しさを伝えたいです。
私は小さい頃から体を動かすことが好きで、体操や水泳などたくさんのスポーツを経験してきました。辛い練習でも乗り越えられたのは、コーチの存在が大きかったと感じています。厳しい指摘ばかりではなく、良いところはしっかりと褒めてくれ、試合に負けると一緒に悔しい気持ちを共感して涙してくれるコーチのことが大好きでした。そのおかげでスポーツが好きになり、コーチのように私もなりたいと考えるようになりました。
技術だけを教えるのではなく、生徒とのコミュニケーションを大切に信頼関係を築き、私がいるからスポーツが楽しいと感じてもらえるような働きをしたいです。
回答例2
私はインストラクターとして、地域スポーツ支援事業にてスポーツの活性化に貢献したいと考えています。
人生100年時代と言われている昨今、高齢者の運動機会を増やし、健康で長生きできる体作りを行っていく必要があると考えます。フィットネスクラブなどへ行かなくても、近所の広場や施設で運動を行える環境を整え、気軽に通えて運動を楽しめる時間を提供したいです。
私は学生時代イベントを企画するサークルを運営してきました。イベントの企画力やコミュニケーション能力を活かし地域活性化に向けた取り組みを実行すると共に、自身もインストラクターとして高齢者の方に喜んでもらえるような時間を創造していきたいです。
役職や仕事内容を具体的に述べることで具体性が生まれ相手に伝わりやすい仕上がりになります。そのため企業研究をきちんと行うことが鍵となります。
自己PRの書き方
自己PRの本質
自己PRとは「自分の強みや長所を企業に伝える場」になります。
ただ単純に自分の強みや長所を伝えるのではなく、企業の求める素質を理解して自身の強みをどのように活かせるかを伝えることが重要となります。
評価の高い自己PRにするには、まず自分の強みや長所をきちんと理解することが大切になります。
また、自己PRを書く上で、企業がなぜ自己PRを聞くのか知っておくことが必要です。
企業が自己PRを聞く意図は2点あります。
1人柄を知る
企業は自己PRの内容から、企業に応募者の人柄を把握して企業と合った人材かどうか判断しています。
企業の社風にマッチした人材であれば活躍イメージが湧きやすく入社後の成長も期待できます。
逆に企業とのマッチ度が低い場合は早期退職の可能性があるため積極的な採用はされません。
2自己分析ができているか知る
自己PRは自分の強みや長所を伝える場なので、自分自身について理解していることが重要となります。
自己分析がしっかりしていればきちんと自分の強みを伝えることが出来ます。
しかし、自己分析ができていない場合は就職活動への真剣度は欠けると思われ、企業への志望度も低いものだと判断されます。
自己PRを書くためのポイント
求める人材に即した「強み」を決定する
企業へ自身の強みを伝える場合、企業のビジネスモデルを理解した上でどのような強みを求めているかを考え、自分の経験などに結び付けて伝えるようにします。
自己PRは大きく分けて3つに分類することができます。
- 個人として努力し、成果を上げることができる
- 関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行までを行うことができる
- 今までにない仕組みや企画を提案し、周囲と協力しながら実現できる
アピールしたい「強み」を論理的に述べる
上記でまとめた自身の強みをより企業に対してわかりやすく伝えるために、下記の流れにまとめるとスムーズです。
(1)強み:あなたの強みは?
↓
(2)強みの原点:強みが形成されたきっかけは?
↓
(3)強みを表す具体的エピソードは?
↓
(4)強みの方法論:強みを発揮するために意識していることは?
↓
(5)強みの活かし方:その強みを入社後にどう活かすか?
引用:unistyle
※自己PRを書く際のポイント
・注意点 ・アピールする強みに再現性を持たせること
・学生時代に頑張ったことと混同しないこと
・書き出しと締めの部分を意識すること
フィットネス業界はどんな人材を求めているのか
フィットネス業界全般的に求める人材の特徴として下記が挙げられます。
- 体力がある人材
- チャレンジ精神のある人材
- 協調性のある人材
体力がある人材
お客様を健康にするためには、まず自分自身が心身ともに健康でなければなりません。
特にインストラクターの仕事では、担当するレッスンのスケジュールが決まっていることが多いため体調を崩さないように心掛ける必要があります。
インストラクターとしてお手本となるように自分自身の体づくりも重要となります。
教える側の立場として体力維持に努めることが大切です。
チャレンジ精神のある人材
現状に満足することなく、さらなる成長に向かって積極的に新たなことに挑戦することができる人材が求められます。
また、お客様の求めるニーズに応えるため日々レッスン内容を見直すことも重要になります。
レッスン内容に変化を加えるなど改善や創造に前向きに取り組むことが重要となります。
協調性のある人材
店舗型ではよりよいサービスを提供するためにスタッフ同士の協力が必要不可欠になります。
そのため周囲に目を向けて力を結集し、主体的に行動する人材が求められます。
フィットネス業界はお客様がいてこそ成り立ちます。お客様と一緒に目標達成に向けて取り組む姿勢が重要となります。
フィットネス業界は対お客様のため「誰かのために」努めることが重要になります。
健康ブームの現代だからこそ求められるニーズに的確に応えられるサービスができる人材が重宝されるでしょう。
上記でご紹介した求められる人材は、あくまでも業界全体での話となります。
ご紹介した内容にすべて当てはまる必要はありません。企業や職種によってはそれぞれ求めている人物像には違いがあるでしょう。
大切なことは他のどの企業でもなく、その企業だからこそ志望する理由、他の企業ではダメな理由を加えて採用担当者へアピールすることです。
そこをしっかりと伝えることでより高評価を得ることができるでしょう。