【コンビニ業界研究|2023年最新版】ESの書き方から面接対策まで徹底解説!
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私たちの身近にある「コンビニ」。少し歩けば何店舗もあるくらい、生活に馴染んでいますが、コンビニ業界への就職となると少しイメージしづらいかもしれません。
この記事ではコンビニ業界に関する情報や、主要企業に関する情報をお伝えします。
本格的に就活を始める前に、志望する業界について理解を深めておきましょう。
また、コンビニ業界は業種としては小売業に含まれます。別記事では、小売業について詳しく紹介していますので併せてチェックしてみてください。
【小売業界研究|2023年最新版】ESの書き方から面接対策まで徹底解説!
小売業界を志望している学生必見!小売業界の市場規模や課題、インターン情報、大手企業の採用傾向が一目でわかります。業界研究...
目次
コンビニ業界について
大手3社の寡占状態
小売業界を牽引してきていた百貨店やスーパーは勢いを無くす中で、コンビニは店舗数や販売数を順調に伸ばしています。
コンビニ誕生当初はスーパーが開いていない時間に、食品などを買いに立ち寄る場所といった位置付けでしたが、今では荷物の発送や受け取り、公共料金の支払い、ATMの利用など様々な目的を持って消費者はコンビニに足を運びます。
現在コンビニ業界は大手3社の寡占状態です。
店舗数を増やし続け業界1位のセブンイレブン。セブンイレブンとの競争力を高めるために、ファミリーマートやローソンは他のコンビニをM&Aするようになりました。
最近の事例ではファミリーマートが2016年よりサークルKサンクスを統合し、2018年には完全にサークルKサンクスの名前がついた店舗が無くなっています。
フランチャイズ方式
コンビニの大半はフランチャイズ店です。
フランチャイズとは、店舗のオーナーが本部にロイヤリティという料金を支払うことによって、店のブランド名や商品、運営のマニュアルなどを提供してもらい、店舗を経営していく形態のことを指します。
オーナーにとってフランチャイズのメリットは、既に認知度のあるブランドを利用できるので、集客に困ることがないということや、初めてコンビニ経営をする場合でもマニュアルや研修によって始めやすいということなどが挙げられます。
本部にとっては店舗数を増やしやすく、全国に広げやすいというメリットがあります。
コンビニ業界はフランチャイズ方式によって、店舗数を着実に増やし続けてきました。
大手の加盟店舗数と直営店舗数を見てみると、2020年度のセブンイレブンのフランチャイズ店舗数は20,632店、直営店は453店です。
ローソンは2021年5月時点で、加盟店が14,373店、直営店は239店、ファミリーマートは2021年2月末で加盟店16,181店(国内AFC含む)、直営店465店となっています。
3社とも直営店は加盟店の3%にも満たない数です。
コンビニ業界の職種
SV(スーパーバイザー)
各店のオーナーに対して本部からの視点を持って、業務の改善や売上げアップに繋がるマネジメントを行います。
自分の提案次第で売上げが大きく変化する、やりがいも責任も大きい仕事です。
SVという呼び名かどうかは企業によって異なりますが、一人が複数の店舗を担当することが多いです。
オーナーとのコミュニケーションが必須で、話を聞く力や問題点の引き出す力、提案したことを受け入れてもらえるような話し方が大切です。
また、店舗の課題の解決策や運営方法は一つではないので、自らの頭で考える必要があります。
トレーナー
業務の仕方、物事の手順などをオーナーや社員に教える仕事です。
店舗で働く従業員への指示の出し方や、効率的に動くにはどのように動けば良いのかといったことを伝えていきます。
時には厨房やセルフレジ、新店オープン時の研修なども行います。
店舗開発
自社店舗の出店に関わる仕事です。
住宅街や駅の中などは目にする機会も多く、想像がつきやすい場所ですが、他にも会社の中や役所の中などにもコンビニは出店しています。
その場所に店舗を出すことで得られる売上げがどれくらいなのか、人の多さなどを分析して予測を立てます。
商品開発
消費者の求めている商品が何なのか考え、新しい商品を開発する仕事です。
トレンドを先回りして察知する力や創造性が必要とされます。
日々変わっていく人々の生活スタイルや消費志向、季節感などにも目を向けなくてはなりません。どの商品をどれくらい置くのかといった売り場作りを行うこともあります。
マーケティング
レジのデータや市場調査、消費者の動向などをデータ分析し、企業の売上げの工場に貢献する仕事です。
テレビや新聞、SNSや店内のPOP、ポスターなどを活用して自社の商品やサービスを知ってもらい購入に繋げます。
品質管理
店舗の衛生に関連する仕事です。自社商品の審査や工場の点検、商品の表示にも決まりがあるので、商品表示のチェックも行います。
店舗の手間を増やさず衛生管理ができるようにオペレーションを考えたり、店舗で使われる備品や商品などを安定供給できるように取り組んだりもします。
コンビニ業界の市場規模
コンビニエンスストア販売額の伸び率
コンビニエンスストア販売額の伸び率、商品別寄与度の推移(出典:経済産業省「2021年上期小売業販売を振り返る」、グラフ作成:CareerMine)
コンビニ業界は順調に成長を続けており、新しいサービスを取り入れたり、出店店舗を増やしたりすることで、販売額を拡大してきていました。
しかし、2020年は調査が開始された1998年以降、初めての減少を記録しています。
新型コロナウイルスの流行とともに外出自粛やテレワークが広まったことで、人々が外に出回る機会が減少、結果としてオフィス街や観光地でのコンビニ利用が減ったことが販売額縮小の要因の一つだとされています。
商品別に見るとファストフード及び日配食品の減少が目立ちますが、タバコや雑誌、新聞などの非食品の売上げは前年同期比でプラスとなりました。
コンビニ業界の店舗数については過去10年以上プラスで推移しており、2012年〜2014年までは前年比プラス5%程度と特に大幅な増加が見られます。
しかし2015年以降は徐々に出店ペースが緩やかになり、2019年になると減少に転じました。
出店ペースは緩やかになったものの、1店舗あたりの販売額が2015年頃から徐々に増加しています。
コンビニ業界の現状・動向
コロナ禍で売り上げが激減したコンビニ業界
コンビニ業界は店舗数を増やすことで、売り上げを大きく伸ばしていましたが、2015年頃からは販売額が伸び悩んでおり、店舗数は減少傾向です。
しかしながら1店舗あたりの販売額は増加しています。コンビニ業界は店舗数を増やして売り上げを伸ばすよりも、1店舗あたりの売り上げを伸ばすよう取り組んでいるのです。
2020年以降、世界中に影響を与えている新型コロナウイルスの影響は小売業界にも及んでいます。
スーパー業界は巣篭もり需要によって売り上げを大きく伸ばしているのに対し、同じく食品を扱っているコンビニの業績は大きく落ち込みました。
スーパーと異なりコンビニはあらゆるところに店舗を構えており、郊外や住宅の近く以外にも、オフィス街や駅の中などにもたくさんの店舗があります。
テレワークの広がりや外出自粛によって、オフィスや駅の中にある店舗の売り上げが激減したようです。
また東京都内の4つの立地での調査では、郊外の住宅街などの生活エリアでもスーパーやドラッグストアなどの利用が増え、コンビニの利用が減ったというデータもあります。
コロナ禍以前からコンビニ業界は飽和状態だといわれていましたが、店舗数を減らしながら1店舗あたりの販売額を増加させているなど、課題の解決に向かって動いています。
コンビニ業界はこれまでも銀行ATMの設置や、安くて本格的なコーヒー、コンビニスイーツなどを取り入れ、消費者の関心を離さないよう取り組みながら成長してきていました。
今後もコンビニ業界の新しい挑戦により、どのように成長していくのか注目です。
参考:経済産業省「2021年上期小売業販売を振り返る」
ダイヤモンド・チェーンストアオンライン
店舗数は2018年がピーク
1970年頃から日本に入ってきたコンビニエンスストアは、消費者のニーズや生活スタイルに合わせながら発展し、店舗数を増やし続けてきました。
日本フランチャイズチェーン協会の資料によると、2018年度に店舗数はピークを迎えており、2019年に減少に転じました。
1900年代の店舗数は急激に増えており、24時間営業、おでんの販売、公共料金の支払い、ATMの設置などが消費者の需要とマッチし店舗数も増加しています。
24時間営業によって「いつでも」利用できる小売店であることから、遅い時間に仕事が終わり、近隣のスーパーが閉店している場合でもコンビニで食べ物や飲み物を買うことができるのです。
順調に店舗数を増やしていましたが、2000年に入ってから2010年頃までの間は足踏みしている状態でした。この頃はコンビニがすでに普及していたため飽和状態ともいわれていた時期です。
しかし新たな消費者のニーズに応えるべく、「あったら良いな」と思うことを取り入れていくことで、再び店舗数を増やしていきます。
ホットスナックやコンビニスイーツ、安くて本格的なコンビニコーヒーに力を入れました。
また食品だけではなく、ネットショッピングで購入した商品のコンビニ受取りや住民票の受取りをできるようにするなど、コンビニはどんどん便利になっていくのです。
コンビニが日本に入ってきた時から、消費者にとって「便利なお店」であり続けることによって、店舗数を増やしてきたのです。
コンビニ業界の歴史
コンビニの歴史
コンビニはアメリカで生まれた小売店です。
1927年サウスランド・アイス社(現在の7-Eleven,inc.)が設立。
当初は「氷小売販売店」として、冷蔵庫を冷やすための氷を販売していましたが、卵や牛乳などの販売もして欲しい、というお客様の要望に応える形で取り扱いが始まります。
氷の販売店から、お客様があったら良いなと思うものを取り扱う「便利なお店」として「コンビニエンスストア」が出来上がりました。
卵や牛乳を取り扱い始めたサウスランド社の店舗は「トーテム・ストア」と呼ばれていました。1946年、朝の7時から夜の11時までを営業時間としたことから、「7-ELEVEN」に店名を変え、1971年には多くの7-ELEVEN で24時間営業が始まります。
1973年に「(株)ヨークセブン」が設立しサウスランド社と提携、翌年には東京都に「セブンイレブン」の1号店をオープンさせました。
同時期の1973年にファミリーマートの1号店が埼玉県に誕生。1978年になるとフランチャイズ1号店が千葉県にて始まります。
1939年にアメリカで牛乳販売店を営んでいたJ.J.ローソン氏は、後にローソンミルク社を設立し、牛乳以外の生活必需品も取り扱うようになります。
ローソンは1975年に日本の1号店として大阪府に誕生、同年フランチャイズ1号店もオープンしました。
日本の1号店は現在のローソンと異なり、アメリカンテイストのお店だったようですが、牛乳販売店の頃の名残りがあるミルク缶デザインの看板は、現在も残っています。
コンビニ業界の再編
現在は大手3社の寡占状態となっているコンビニ業界ですが、以前は複数のコンビニが存在しており、業界の再編が進んだ結果が今の状態なのです。
1996年ローソンはエーアンドビーをM&Aします。2年後にはポプラがパスコリテール、ハイリテイルシステムの2社をM&A。
ココストアは2001年にエブリワンを、翌年にはホットスーパーを傘下におきました。
ローソンは2008年にSHOP99を運営していた九九プラスを子会社化し、ローソン100とします。
2014年になるとスーパーの成城石井の全株式を取得、同年コンビニのポプラと業務提携しました。
2020年9月以降、一部のポプラ店舗を「ローソン」または「ローソン・ポプラ」とし、ブランドの転換を行なっています。
またポプラと業務提携した2年後、スリーエフとも提携し、「ローソン・スリーエフ」ブランドのコンビニを展開しています。
最近では2021年にアズナスを運営するH2Oと提携し、同年7月以降アズナスからローソンへと転換していくとのことです。
ファミリーマートは2009年にam/pmを傘下に入れ、2015年にココストアをM&Aします。
2016年には当時4番手だったコンビニサークルKサンクスと経営統合し、業界内でのシェアを伸ばしました。
以前から少しずつM&Aが行われていましたが、4番手のサークルKサンクスまでM&Aされるなど、コンビニ業界の再編では大手の勢いの良さが感じられます。
愛知県から誕生したココストアや、九州で人気だったエブリワン、エーエムピーエムのように、人気も知名度もあったコンビニであっても吸収されていったのです。
参考:日本M&Aセンター
コンビニ業界におけるトレンド・話題
24時間営業問題
2019年2月にセブンイレブンのFC店オーナーが営業時間を短縮して営業し、本部から契約違反であるとしてFC解約と違約金の支払いを求められたことから、コンビニの「24時間営業」について注目が集まっています。
実際に時短営業をして経営しているコンビニもありますが、大半は24時間営業です。時短営業している店舗では利用客の少ない、深夜の時間帯を閉めています。
24時間営業の問題として店舗の人手不足が挙げられます。コンビニ業界自体が人手不足だと言われていますが、割増料金があるとはいえ、深夜の時間帯に働きたがる人が少ないです。
昼〜夕方や夜の時間帯には、フリーター以外の主婦や学校終わりの学生が多いものの、彼らが深夜に勤務するのは難しく、人が少ない分はオーナーが代わりに店舗で働くようになり、長時間労働という問題も発生します。
また深夜の利用客が少ない店舗では、売上げも少なく、経費を差し引けば赤字になってしまうことも。人件費については、深夜の割増料金によって通常よりも多くかかります。
長時間労働やそれによる健康問題、利益が出ないなど多くのデメリットがあることから、オーナーの中には時短営業を希望する人も少なくありません。
コロナ禍によってコンビニ業界を取り巻く環境にも影響はありましたが、今後時短営業をする店が24時間営業の店の数を上回ることになるのか注目です。
プラスチックゴミ削減
風などによって飛ばされたプラスチックゴミが海に流れ着いて増加し、海中のプラスチックゴミの量は2050年には魚の量よりも多くなるともいわれています。
国内外問わず問題となっており、日本でも2021年6月には「プラスチック資源循環促進法」も成立しました。
プラスチックでできた弁当の容器やスプーンやフォークなど、コンビニ業界ではプラスチック製品を多く扱っています。
プラスチックゴミ削減の具体的な例として、ファミリーマートでは2021年3月30日から弁当・寿司・おむすびの一部容器を紙製の容器へ変更しています。
ローソンではアイスコーヒーの容器をプラスチックから紙製にしたり、タンブラーを持ち込んだ人はコーヒーやカフェラテの代金が割引かれるという取り組みによって、プラスチックの削減に取り組んでいるようです。
ファミリーマートでは一部商品の容器をバイオPPを使った容器にすることでプラスチックゴミの削減につなげています。
他にもリサイクルやゴミへの対策としてペットボトル回収機を設置をしたりと、プラスチックゴミの削減に取り組んでいます。
コンビニ業界における主要企業の解説
セブンイレブンジャパン
社名 |
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン |
設立 |
昭和48年11月20日 |
本社所在地 |
〒102-8455東京都千代田区二番町8番地8 |
資本金 |
172億円 |
従業員数 |
8,990人(令和3年2月末現在) |
平均年収 |
742万円 ➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK! ※どちらも(株)セブン&アイホールディングスとして登録 |
事業内容 |
コンビニエンスストア事業 |
社風は「新しいことにチャレンジし続ける」。2021年10月末時点で国内店舗数は21,215店となっており、世界中では7万店にも及びます。
セブンイレブンといえば「セブンプレミアム」というPB商品です。
コーヒーやスイーツ、冷凍食品、即食食品など合計で3,000品目もの商品を取り揃えています。
コンビニの中で100円コーヒーの先駆けとなったセブンカフェも展開しています。
今では当たり前のように耳にする「サラダチキン」をコンビニで最初に販売したのも、セブンイレブンです。
ファミリーマート
社名 |
株式会社ファミリーマート(英文社名 FamilyMart Co.,Ltd.) |
設立 |
1981年9月1日 |
本社所在地 |
東京都港区芝浦三丁目1番21号 |
資本金 |
16,659百万円 |
従業員数 |
連結13,070名(2021年2月末) |
平均年収 |
650万円 ➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK! |
事業内容 |
フランチャイズシステムによるコンビニエンスストア事業 |
コーポレートメッセージは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」。国内店舗数は16,614店舗、海外店舗数は8,388店舗の合計25,002店舗となっています。
1978年に当時の(株)西友ストアーがコンビニエンスストア事業として開始したコンビニがファミリーマートです。
am/pmやココストア、サークルKサンクスといったコンビニがファミリーマートに吸収合併されました。
代表的な商品はファミチキやスフレプリン。ファミリーマートのプライベートブランドは「お母さん食堂」でしたが、2021年10月から「ファミマル」となっています。
ローソン
社名 |
株式会社ローソン |
設立 |
1975年4月15日 |
本社所在地 |
東京都品川区大崎一丁目11番2号 ゲートシティ大崎イーストタワー |
資本金 |
585億664万4千円 |
従業員数 |
10,385人 (連結) |
平均年収 |
620万円 ➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK! |
事業内容 |
コンビニエンスストア「ローソン」のフランチャイズチェーン展開 |
日本に初めてローソンができたのは1975年。1号店は大阪府豊中市の「桜塚店」、フランチャイズ1号店は「桃山店」で、当初の親会社はダイエーでした。
ナチュラルローソンやローソンストア100、(株)ローソンストア100、(株)ローソン高知、(株)ローソン南九州、(株)ローソン沖縄の運営する店舗数も含み、現在の店舗数は14,476店舗。なお中国での店舗数は4,000店舗を超えています。
有名なヒット商品は「ロールケーキ」でしたが、2019年に発売された「バスチー」がロールケーキを追い抜く売れ行きを見せて大ヒット商品となっています。
ミニストップ
社名 |
ミニストップ株式会社 |
設立 |
1980年(昭和55年)5月21日 |
本社所在地 |
千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1 |
資本金 |
74億9,153万3,000円 |
従業員数 |
721名 |
平均年収 |
594万円 ➡︎詳しくは「年収チェッカー」をCHECK! |
事業内容 |
コンビニエンスストア『ミニストップ』を展開。ミニストップ店経営希望者とフランチャイズ契約を締結し、商品情報や経営ノウハウを提供。 |
ミニストップは大手小売企業であるイオングループのコンビニです。国内に1,971店、海外には3,206店の合計5,177店舗となっています。
海外では韓国への出店が最も多く2,627店舗です。
ミニストップにはイオングループのプライベートブランドである「トップバリュ」が置かれています。
コンビニとファストフードを掛け合わせた「コンボストア」というスタイルはコンビニ業界初で、ミニストップならではです。
できたてにこだわった店内加工ファストフードが食べられます。
今では当たり前のように見かけるイートインコーナーは1980年の1号店を出店した時から設置されています。
創業当初からあるソフトクリームや1995年から販売されたハロハロはミニストップの人気商品の一部です。全国で11店舗ソフトクリーム専門「MINISOF」を展開しています。
コンビニ業界における主要企業の採用動向
セブンイレブンジャパン
- 相手に喜んでもらいたい、人生をサポートしたいという人
- オーナーやお客様に喜んでもらうことや、オーナーと一緒に夢や目標達成に取り組むことにやりがいを感じられる人
セブンイレブンジャパンで募集しているのは 「OCF=オペレーション・フィールド・カウンセラー」という仕事です。
店を経営するオーナーと、周辺地域に住むお客様のニーズを満たすために、オーナーのビジネスパートナーとして様々な提案を行います。
なかなか自分の提案を受け入れてもらえないことがあったとしても、粘り強くオーナーとコミュニケーションを取っていかなければなりません。
うまくいかない時でもオーナーと地域の住民を思って行動し、そのことにやりがいを感じられる人が求められています。
ローソン
- 協業してチームワークとして価値を発現していける人
- 常に価値を生み出すために変革していける人
- 目標達成に向けてやり抜く人
店長や店社員として店舗勤務を経てスーパーバイザー職に就き、その後ジョブローテーションにより、商品開発やマーケティングなど他の仕事を経験していくのがローソンです。
スーパーバイザーを中心として募集しているので、スーパーバイザーに必要な力を持っている学生が求められます。
担当するそれぞれの店舗の違いを理解し、いろんなオーナーと協力して売り上げアップを目指していくので、チームワークを大切にできるのかといった点は大きなポイントです。
また売り上げアップのためにあらゆる目標を設定しなければならないので、自分で目標を決め、達成した経験を持つ人はアピールすると良いでしょう。
ファミリーマート
- 自ら考え、着眼大局着手小局で創意工夫を行おうとする
- 誰か(お客さま)のために考え続け、行動できる
- どんな状況でも前向きに最後まで、成果を求める
着眼大局着手小局とは、物事は大きく考えて本質を捉え、小さく行動していくということです。
新しいことに取り組む時やうまくいかない時に、自分で解決策を考えながらも、すぐに手を動かしていけるような人が求められています。
そしてコンビニ業界で働く以上は、常にお客様のことを思って動けることが大切です。
また経営者メッセージ内で「ファミリーマートのことを好きな人」に来てもらいたいと語られていました。
企業のサイトをくまなく見たり、実際に店舗に足を運んだりして、ファミリーマートの何が好きなのか明確に伝えられるようにしておくと良いでしょう。
ミニストップ
- 素直に学ぶことができる方
- 自発的に行動できる方
- 自分の考えを持ち、伝えることができる方
ミニストップでも最初は店舗での勤務となるため、上司や従業員の声を素直に聞き入れ学びにしていく力が必要です。
そして求める人材とは別にミニストップの商品・サービスを通じて「笑顔あふれる社会を実現する」ことに共感できる方を求めています。
例えばミニストップ商品の最大の特徴は「できたて」など美味しさにこだわって、店内調理やイートインを設けている点です。
他にも他社と異なる点はたくさんありますが、それらを見つけ出して、ミニストップに惹かれた理由を伝えることで、自分の考えを伝えられるスキルを知ってもらうことにも繋がります。
コンビニ業界の採用スケジュール
セブンイレブン・ジャパン
- HPよりエントリー
- 会社説明会
- ES提出、適性検査
- 個人面談
- 内々定
セブンイレブンジャパンでは面接は複数回行われます。グループ面接やグループワーク・ディスカッションはありません。
ファミリーマート
- WEBセミナー視聴
- エントリー(適性検査受検・エントリーシート提出)
- グループディスカッション・面接
- 面接複数回
- 内々定
最終面接は対面での実施予定です。
ファミリーマートの新卒募集ではコースが分かれていますが、各コースの募集人数に達し次第締め切られてしまうので、受付が始まる前から志望コースについて考えておくようにしましょう。
ローソン
- 会社説明会 3月
- 適性検査
- 面談(複数回)
- フィードバック面談
- 内々定
面談は全て1対1で行われるので、グループ面接ではありません。
エントリーシートの提出がないのが特徴的ですが、マイページで登録した「プロフィールカード」を面談で使うようです。
ミニストップ
- 説明会 6月上旬〜中旬
- ES、レポート提出 6月下旬
- 適性検査(WEB)
- 一次面接 7月上旬
- 最終面接 7月中旬
- 内々定 7月下旬
22卒の場合のスケジュールや内容を参考にしてご紹介します。
ミニストップでは書類選考にレポートが課されますが、会社説明会に参加した人に案内があるので、受けようと考える人は会社説明会へ必ず参加するようにしましょう。
また選考の一次面接はWEB、役員面接が対面となり、選考では面接を重視するようです。なおグループワークやグループディスカッションはありません。
コンビニ業界のインターン情報
セブンイレブンジャパン
セブン‐イレブン・ジャパン仕事体験/皆様がまだまだ知らない当社ご紹介
セブンイレブン・ジャパンのインターンでは、様々な部門の社員の話を聞くことができます。
数種類のインターンシップが用意されているのですが、2021年11月時点で確認できるインターンシップの中から3つご紹介します。
詳しくはセブンイレブン・ジャパンのマイページからご確認ください。
■海外事業本部 Part2 ~セブン流グローバルビジネス~
12月開催のインターンシップで、前回は8月にPart1として開催されていました。
海外事業本部で働く社員の方の話を聞くことができます。OFCの仕事体験に加えて、海外事業や商品開発・企画の仕事を体験するグループワークも行われます。
■「現場社員座談会(人事編)~セブン流ヒューマンビジネス~」
前回は10月に開催されており、追加で11月にも実施されるインターンシップです。
OFCを経て人事部で働く社員の方の話を聞くことができます。OFCの仕事体験グループワークも実施されます。
■「選抜仕事体験」
OFCの仕事について知ることができるインターンシップです。
コンサルティング体感ワークが行われます。
◆概要
開催時期:6月〜12月
開催場所:オンライン(Zoom)
実施日数:1日
◆選考ステップ
先着順のため、定員に達し次第受付終了となります。
ローソン
圧倒的現場感!オンライン1DAY
ローソンでは、SVコンサルティングを知ることができるインターンシップを行なっています。
ドラマ映像を使ってSVの日々の仕事を体験することができ、グループディスカッションを通して、店舗の課題解決を提案します。
詳しくはローソンのインターンシップ情報ページをご確認ください。
◆概要
開催時期:6月〜12月
開催場所:オンライン
受入人数:各回につき20名〜35名
実施日数:5時間
◆選考ステップ
マイページより選考の予約
WEB適性検査・アンケート
合否連絡
インターンシップの予約
早期の7〜8月に参加した人には、採用担当からグループディスカッションに対する個別フィードバックの他に各種イベント、早期選考への招待もあるそうです。
ファミリーマート
1day仕事体験プログラム~社会を動かす「日常生活」のマーケティング~
ファミリーマートについてや、コンビニ業界のマーケティングについて知ることができるインターンシップです。
マーケティングの企画などをグループワークを通して体験します。
◆概要
開催時期:10月〜12月
開催場所:東京、大阪
実施日数:1日
◆選考ステップ
エントリー
ES提出
参加決定
他にも2daysのインターンシップが7月〜9月に東京、名古屋、大阪、福岡、WEBで、1dayの仕事体験プログラムが8月〜10月にWEBで開催されていたようです。
インターンシップの詳細情報は、マイページから確認することができます。まだ登録をしていない方はマイページ登録を行いましょう。
ミニストップ
基礎が学べる!体感型コンサルSVコース
SVの視点を持ったコンサルについて知ることができます。
マーケティング・コンサル・提案力の向上を図るワークを行い、体験後にはSV・コンサル経験者からのフィードバックがもらえます。
◆概要
開催時期:確定次第の案内
開催場所:WEB(Zoom)
受入人数:10名程度/回
実施日数:1日
◆選考ステップ
申し込み
詳細確認(エントリー後に事前課題が与えられます。)
仕事体験
コンサルコースの参加者には座談会や特別コースが用意されています。
またコース内容は変更になる場合がありますので、最新の情報はホームページで確認してください。
業界研究のやり方
業界研究においては大きく3つのステップで行っていくことで理解することができます。
(1)業界全体を知る
世の中にある様々な業界ではどのような企業がどのような役割を担っているのかを大きく把握することで業界の概要を理解することができます。
代表的な企業名や職種についても調べて、自分が志す方向性を考えることがおすすめです。
(2)業界の深掘り
業界内のさらに詳しい現状や課題を調べます。
業界内の各企業の違いや、企業相互の資本関係・提携関係、業界内での業績推移、業界全体の成長の見込みなどをリサーチして、志望企業を絞り込みましょう。
(3)業界の動向把握
業界の動向をさらに細かく調べていくことで、各企業の状況を知り、自己分析と照らし合わせて具体的な志望企業・職種をまとめていきましょう。
コンビニ業界の業界研究
(1)業界全体を知る
コンビニ業界は小売業のうちの一つです。
業界内は寡占状態となっており、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの3強です。4位の企業はミニストップとなります。
コンビニエンスストアの名の通り、消費者にとって「便利なお店」であることが役割です。
コンビニが提供する利便性としては、宅配便や住民票の受け取り、公共料金の支払い、ATMの設置などが挙げられます
コンビニ業界はフランチャイズチェーン展開をして店舗数を広げており、コンビニ業界で働く場合はスーパーバイザーとして複数の店舗を担当し、加盟店の売り上げアップに貢献する仕事を担当することが多いです。
(2)業界の深掘り
現在は大手3社の寡占状態となっているコンビニ業界ですが、以前は複数のコンビニが存在しており、業界の再編が進んだ結果が今の状態なのです。
1996年ローソンはエーアンドビーをM&Aします。2年後にはポプラがパスコリテール、ハイリテイルシステムの2社をM&A。
ココストアは2001年にエブリワンを、翌年にはホットスーパーを傘下におきました。
ローソンは2008年にSHOP99を運営していた九九プラスを子会社化し、ローソン100とします。
2014年になるとスーパーの成城石井の全株式を取得、同年コンビニのポプラと業務提携しました。
2020年9月以降、一部のポプラ店舗を「ローソン」または「ローソン・ポプラ」とし、ブランドの転換を行なっています。
またポプラと業務提携した2年後、スリーエフとも提携し、「ローソン・スリーエフ」ブランドのコンビニを展開しています。
最近では2021年にアズナスを運営するH2Oと提携し、同年7月以降アズナスからローソンへと転換していくとのことです。
ファミリーマートは2009年にam/pmを傘下に入れ、2015年にココストアをM&Aします。
2016年には当時4番手だったサークルKサンクスと経営統合し、業界内でのシェアを伸ばしました。
以前から少しずつM&Aが行われていましたが、4番手のサークルKサンクスまでM&Aされるなど、コンビニ業界の再編では大手の勢いの良さが感じられます。
愛知県から誕生したココストアや、九州で人気だったエブリワン、エーエムピーエムのように、人気も知名度もあったコンビニであっても吸収されていったのです。
(3)業界の動向把握
コンビニ業界は消費者のニーズによって進化している業界であるため、PEST分析を行うことが重要となります。
PEST分析とは、政治、経済、社会、技術といった4つの観点からマクロ環境(外部環境)を分析すること。
コンビニ業界のイメージをより具体的にしていきましょう。
コンビニ業界は消費税などの税の影響を大きく受けます。
例えばタバコ税が増税されると決まった時には、多くの人が増税前にカートンでまとめ買いするようになり、コンビニの販売額が増加するのです。
近年環境問題に対応するために様々な取り組みが行われており、プラスチック資源循環法も成立しました。
これによりコンビニ業界では容器をプラスチック製から紙製に変更したり、プラスチックスプーンを木のスプーンに変更したり、使わない人へのポイント付与を行ったりするなどの取り組みで対応しています。
バブル崩壊後は消費者の節約志向・低価格志向が続いています。
コンビニはスーパーで購入するものよりも、販売価格が高いものが多かったのですが、消費者の志向に合わせてPB商品を取り扱う様になりました。
スイーツやお菓子などもNB商品と遜色のないクオリティの商品も多く誕生しており、SNSなどでも話題になることも多いです。
コンビニが発展してきた理由は、消費者のニーズや生活スタイルに合わせて常に変化してきたからです。
夜遅くまで働く人々にとって、手軽に朝昼夜のご飯を用意できるコンビニの需要は高く、女性の働き手が増えた近年では、家庭内においても惣菜などの手軽に用意できるものの需要が高まりまっています。
かつて自動販売機で購入されることの多かったタバコもコンビニでの取り扱い需要とともに購入できる店舗が増えたように、時代に合わせてコンビニは取り扱い商品やサービスを変化させているのです。
ファミリーマートは無人決済を取り入れた店舗の運営を開始しました。
無人決済によるメリットは店員が常にレジに立っている必要がなく、レジ業務のための人員の削減につながります。
コンビニはキャッシュレス決済も積極的に取り入れており、ほとんどのコンビニでクレジットカードはもちろん電子マネーを使って会計することができます。
また、スマホアプリで商品を読み取って会計ができる「ローソンスマホレジ」や「ファミペイ」という独自のバーコード決済アプリを提供していたりもします。
コンビニ業界のES対策・攻略法
就活で選考を受ける際に最初に提出することの多いES。
採用担当者は数多くの学生のESを確認することになるので、分かりやすく自分の伝えたいことを明確に伝える必要があります。
また合格しなければ進むことができない面接とは異なり、必ず自分を見てもらえる機会になります。採用担当者の目に止まるようなESを書けるよう力を入れて取り組みましょう。
ESは文字数に限りがあるので、伝えたいことを簡潔にまとめる力が必要です。書く際には結論から書くと読みやすい文章になるのでおすすめです。
コンビニ業界におけるESのポイント
■新しいものや変化のあることに対する柔軟性
コンビニは時代に合わせることで発展してきました。
例えば住民票について、今までは役所まで出向く必要があったのをコンビニで取得できるようにしたというのは、大きな変化です。
また宅配便の受け取りやメルカリ商品の発送、新しいキャッシュレス決済の取り入れを行なっているように、世間の流行やニーズを察知する必要があります。
新しく変わっていく世の中についていくことを楽しめる気持ちを伝えると良いでしょう。
バイトや部活、ゼミなどで何か新しいことに対して取り組んだ経験があれば、エピソードとして書くのもおすすめです。
■お客様に対する考え
コンビニでお客様と接する時間が多いのは、パートやアルバイトの従業員です。
しかしコンビニ業界では企業に入社して最初は店舗に配属されることも多く、社員もお客様と接する機会は多いです。
さらに商品開発をする際にも自分たちが作りたいものだけを作るのではなく、お客様が受け入れてくれる物を作っていく必要があり、常にお客様のことを考え続けなければなりません。
希望する職種とお客様との繋がりについて理解し、お客様を大切にしてきた過去の経験や今考えていることを伝えましょう。
■他人と協力し、何かを成し遂げた経験
お店に配属された場合にパート・アルバイトの従業員とのやりとりや、複数の店舗をまとめる仕事に就いた場合、店舗のオーナーに対して経営アドバイスをするなど、他人との接し方は非常に重要です。
また常にチームで働くことになります。
学生生活の間に経験した、他の人と協力してやり遂げた経験があればESに記載しておきましょう。
その時の自分の役割について、リーダーとして周囲を巻き込んだ、リーダーのサポート役として行動した、など具体例があればまとめておきます。
特に役割に名前がなくても、自分が意識してきたことを伝えることで、チームとして働いたり他人との関わり方について自分なりの考えを伝えることができるでしょう。
コンビニ業界の筆記試験対策・攻略法
筆記試験は面接やESと異なり、正解が用意されている試験です。WEBテスト用の対策本も市販されているので、選考を受ける前の早い段階から手をつけて対策することをおすすめします。
あまり難しいと言われていない業界の筆記試験であっても、年度が変われば内容や傾向、受験方法に変化が出てくる可能性があるので、気を抜かずにできる限りの対策をして備えておきましょう。
例えば、新型コロナウイルスが流行する前はテストセンターで実施されていた試験が、WEBでの試験に切り替わった様にイレギュラーな事態が生じかねません。対策をしていれば安心して対応できます。
コンビニ業界で用いられる筆記試験は主にSPIや玉手箱であることが多く、内容についても特に難解なものでなはいようです。SPIの対策本をやり込んで対策していくことで乗り越えることができます。
その他の対策としては、本命の企業を受ける前に他社でSPIを受けて慣れておくこともおすすめです。
少しでも不安を取り除いて、余裕を持って選考を進められるよう、なるべく早くできることから取り組んでいきましょう。
コンビニ業界の面接対策・攻略法
コンビニ業界で実際にあった質問と回答のポイントを紹介していきます。
- 学生時代に頑張ったことは?
- 同業他社との違いは何?
- スーパーバイザーはどんな仕事ですか?
- どんな店舗にしたいか。
- あなたの就職活動について教えてください。
同業他社との違いは何?
コンビニは大手3社の寡占状態です。募集している企業側も競合相手についてよく知っています。
各企業の事業戦略の違いや、店舗の雰囲気・売り場作りにおける工夫について調べておくと良いです。
例えばセブンイレブンはいつでも気軽に頼れる、期待以上の品質の提供を求めており、ほぼ全店へのATMの設置や「プレミアム」の名がついたPB商品を開発しています。
他にはローソンではコーヒーを手渡しすることにこだわっていたり、ファミリーマートはデジタル技術の活用に積極的で、無人決済ができる店舗を出店していたりといったことがあります。
他にもたくさん違いはあるので、違いを知り「なぜ自分が志望したのか」明確にできると良いでしょう。
スーパーバイザーはどんな仕事ですか?
コンビニ業界ではスーパーバイザー(SV)として仕事する機会が多いです。
店舗で社員として勤務したり、店長や副店長として経験を積んだ後にSVになることが多く、そのことも理解しておく必要があります。
店長とSVとの違いについて理解しておく、SVの仕事の目的や役割は何なのか考えておくことで、SVという仕事に関する質問にスムーズに答えられるようになるでしょう。
どんな店舗にしたいか
実際の業務に関連する質問です。
自分が内定後に働いているイメージができていると、答えやすいです。また店長やSVの仕事を理解することで、より具体的な回答ができます。
例えば店長の主な仕事は自分が在籍する「店舗」の売上や従業員の管理などですが、SVになると担当する店舗数は複数になり、複数店舗のエリア全体の売上など管理します。
またSVは店舗の従業員に営業の指示を出したり、シフト作成をおこなったりするのではなく、各店の店長やオーナーと話をしながら店舗の業務改善を行なっていく必要があります。
店長として働く場をイメージする場合は、お客様への挨拶を徹底する店舗にする、シフトの融通を効かせやすい風通しの良い店舗にする、SVの場合は気難しいオーナーとは世間話を多く取り入れることで心の距離を縮める、など具体的に働くことを想像すると答えやすいです。