【石油資源開発】平均年収854万円｜年収推移・業界・年代・役職別など徹底解説！
公開日：
最終更新日：
石油資源開発株式会社は東京都に本社を置く石油業界に属する企業です。
この記事では、石油資源開発の年収について、「年代・役職別の年収はいくら？」「競合他社と比較して平均年収は高い？低い？」など様々な角度で分析していきます。
競合他社との比較や業界ランキングなども紹介しているので、石油資源開発を志望する就活生だけではなく、鉱業を志望する就活生はぜひチェックしてみてください！
【2022年版】石油資源開発の平均年収は高い？低い？
石油資源開発の平均年収
※ 石油資源開発株式会社が発表している有価証券報告書を元に集計しています。
石油資源開発の平均年収は854万円です。
国内の上場企業の平均年収は614万円なので、石油資源開発の平均年収は高いことがわかります。
また、鉱業でみた場合の平均年収は719万円なので、業界全体の平均年収に比べても高い数値です。
上場企業における平均年収ランキングでは、石油資源開発は全体で345位、鉱業内で3位となっています。
石油資源開発の平均年収の推移
※ 石油資源開発株式会社が発表している有価証券報告書を元に集計しています。
石油資源開発の過去7年間の平均年収推移を見てみましょう。
2022年度は平均年収が前年度よりも28万円低く
、5年前と比較して48万円増加しています。
また、鉱業全体で見ると、平均年収は5年間で3.2%減少し、業界全体の平均年収が近年下がっている傾向にあることがわかります。
石油資源開発で年代／役職別の年収はいくら？
石油資源開発の年代別平均年収
※ 石油資源開発株式会社が発表している有価証券報告書と厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査を元に独自に算出しています。
石油資源開発の年代別の平均年収と全国の平均年収を比較して見てみましょう。
石油資源開発に勤める20代の平均年収は653万円で、全国の平均年収と比べると277万円プラスとなります。
30代になると803万円で、20代の時よりも150万円プラスとなります。
さらに40代は879万円、50代では1016万円となっています。
石油資源開発の役職別平均年収
※ 石油資源開発株式会社が発表している有価証券報告書と厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査を元に独自に算出しています。
それでは、役職に就いた際の平均年収はいくらになるのでしょうか。
石油資源開発では係長の役職で1059万円、課長で1384万円、さらに部長になると1669万円まで年収が上がることが分かります。
石油資源開発のボーナスと基本給の内訳は？
※ 石油資源開発株式会社が発表している有価証券報告書と国税庁が発表をしている民間給与実態統計調査を元に独自に算出しています。
続いて、石油資源開発の年収をボーナスと基本給に分けて見ていきましょう。
石油資源開発の年間ボーナス額の平均値は137万円となりました。
鉱業の年間ボーナス額の平均値が115万円であることから、22万円程高い金額になっています。
一方、基本給は、月59万円となります。これは業界平均の50万円よりも9万円ほど高い金額です。
石油資源開発の平均年収を徹底比較
ここまで、石油資源開発の平均年収について詳しく分析してきました。しかし、企業研究を行っている就活生にとっては、他の石油業界企業の平均年収も気になりますよね。
ここからは、石油資源開発の平均年収を競合他社と比較していきます。
また、石油業界の平均年収ランキングも紹介しているので、併せてチェックしてみてください！
石油資源開発と競合他社の平均年収比較
石油資源開発と競合他社の平均年収を比較すると下記になります。
|
企業名 |
平均年収 |
|
石油資源開発株式会社 |
854万円 |
|
富士石油株式会社 |
762万円 |
|
東亜石油株式会社 |
746万円 |
|
富士興産株式会社 |
645万円 |
|
日新商事株式会社 |
538万円 |
石油業界の企業平均年収ランキング
石油業界の平均年収企業ランキングは下記になります。
1位はＥＮＥＯＳホールディングス株式会社社の1006万円となっています。
|
順位 |
企業名 |
平均年収 |
|
1 |
ＥＮＥＯＳホールディングス株式会社 |
1006万円 |
|
2 |
コスモエネルギーホールディングス株式会社 |
899万円 |
|
3 |
出光興産株式会社 |
861万円 |
|
4 |
石油資源開発株式会社 |
854万円 |
|
5 |
富士石油株式会社 |
762万円 |
|
6 |
東亜石油株式会社 |
746万円 |
|
7 |
三愛石油株式会社 |
675万円 |
|
8 |
富士興産株式会社 |
645万円 |
|
9 |
日新商事株式会社 |
538万円 |
石油資源開発の将来性を分析！
平均年収は、企業の経営状況に大きく左右されます。経営が安定していると、賞与の額が上がり平均年収が上昇する傾向があります。
あくまで目安にはなりますが、将来性を考える際には、売上高と純利益も確認しましょう。そうすることで、より具体的なイメージを持つことができるかもしれません。
それでは、石油資源開発の過去7年分の売上高と純利益についてを見ていきましょう。
※ 石油資源開発株式会社が発表している有価証券報告書を元に集計しています。
2022年度における石油資源開発の売上高は1336.4億円で、前年度成長率は79.0%でした。
5年前と比較すると、19.1%減少しています。
上場企業のみに絞ると、鉱業全体の売上成長率は1年で41348.3%です。
その中でも、最新年度における石油資源開発の売上高ランキングは、鉱業内で4位となります。
また、純利益は-200.0億円となり、鉱業の純利益ランキングでは8位となります。
上記より、純利益の成長率は1年で75.0%、5年で75.0%となっています。
石油資源開発の残業時間はどれくらい？
※ 厚生労働省が発表している女性の活躍推進企業データベースオープンデータを元に集計しています。
就活生の中には「平均年収が高い＝残業時間が多いのでは？」と考える人も多いのではないでしょうか？
石油資源開発従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり13.5時間でした。
鉱業、採石業、砂利採取業で働く従業員の平均残業時間は15.3時間のため、業界内では平均的な残業時間といえます。
石油資源開発では女性も活躍できる？
キャリアアップをして年収を上げていきたいと考えている女性にとって、実際の現場で女性がどれくらい活躍しているのか気になりますよね。
ここでは、石油資源開発の従業員の女性比率を全体と役職別に分けて紹介していきます。
石油資源開発の従業員の女性比率
※ 厚生労働省が発表している女性の活躍推進企業データベースオープンデータを元に集計しています。
石油資源開発で働く女性社員の割合は17.3％です。
鉱業、採石業、砂利採取業で働く女性の割合は平均14.5％なので、石油資源開発では女性社員が比較的少ない企業といえます。
また、役職別に女性比率をみてみましょう。
「係長級」に値する社員は全体で124.0名、うち女性社員は22.0名、女性比率は17.7％になります。
「管理職」に値する社員は全体で321.0名、うち女性社員は18.0名、女性比率は5.6％になります。
石油資源開発の「役員」は、現在29.0名。うち女性役員は1.0名なので、女性比率は3.4％となります。
まとめ
この記事では、石油資源開発の年収について様々な角度から分析してきました。
年代や役職別に見た年収や、石油資源開発の将来性など、石油資源開発で働いた場合の年収の推移がイメージできたのではないでしょうか。
このサイトでは、他企業の年収情報や企業研究・業界研究について役立つ記事もたくさん掲載しています。ぜひ他の記事もチェックしてみてください！
